岩手銀行・秋田銀行・青森みちのく銀行の北東北の地銀3行は、10月2日に会見を開き、経営統合に向けた協議に入ることを発表しました。実現すれば東北最大の地銀グループの誕生となります。
10月2日、岩手県盛岡市で開かれた会見には3行の頭取が出席し、経営統合に向けた協議に入ることを発表しました。
岩手銀行・岩山徹頭取
「新たな金融グループとしての企業価値向上に最適な選択との認識に至り、経営統合に向け協議・検討を開始することといたしました」
10月2日の会見で、3行は統合に向けた協議を始めることになった背景について、人口減少により経営環境が厳しさを増していることやAIなどに対応するセキュリティーの強化が求められていることなどをあげました。
3行はそれぞれの県で最大の地方銀行で、統合により規模を拡大することで経営基盤の強化につなげたいとしています。
統合が実現すれば連結総資産は13兆3000億円を超え、宮城県の七十七銀行を抜いて東北最大の地銀グループとなります。
統合についてはそれぞれの銀行を残したまま親会社を共同で設立し、各社が独立性を保ったまま経営を一体化する「持ち株会社方式」を採用する方針です。持ち株会社の本店は最も利便性が高い盛岡市を想定しているということです。
3行の統合への動きについて、街の人からは驚きや期待する声などが聞かれました。
県民
「ちょっとびっくりした、セキュリティのところとかは重点的にやってほしい」
「どんどん地銀が大きくならないと太刀打ちできなくなるのかな」
3行は今後、協議を進め2028年4月の統合を目指すとしています。
