国民民主党は1日、記者会見を開き、9月の代表選挙で一部の党員・サポーターに投票用紙が届かなかった問題などの検証結果をまとめた報告書を公表しました。
報告書では、代表選で生じた問題として、「名簿への登録漏れ」や「名簿から出力した投票用紙送付先リストで住所の一部が欠落したこと」などを挙げています。
検証委員長を務めた足立康史幹事長代理は会見の中で、結果として投票できなかった党員・サポーターが2~3000人規模に上るとして、「党員・サポーター、そして国民民主党を応援くださっている全ての皆さまにお詫び申し上げたい」と陳謝しました。
また、投票用紙が届かないと申請した党員らに対し、電子投票を可能とする措置を取ったことで、重複して投票できる状態が生じていたことも明らかになりました。
ただ、2人の候補者で争われた今回の代表選で、全ての党員・サポーターが敗れた橋本幹彦衆院議員に投票したとしても、国会議員と地方議員の票で大差を付けた玉木代表の当選が覆されることはありません。
足立氏は今回、問題が起きた原因として、「党が統一的に党員らの名簿を管理していなかったこと」や「4万を超える件数の名簿確認を党職員2人だけに担当させていたこと」などを指摘しました。
検証委員会は党に対し、党員・サポーター情報を一元管理する新たなシステムの導入や、選挙事務に関する十分な体制の整備といった組織体制の見直しなどを強く求めています。
