愛媛県松山市の市長選挙にも新たな動きが出ています。これまでに無所属・新人の3人が出馬を表明。このうち元県議の中野泰誠さんに対し、市議会最大会派の自民党市議団が9月30日に支援していくことを正式に決めました。今後、業界団体を中心にした支持を表明するなど、政党や業界団体を中心に中野さんを推薦する動きが広がると見られます。
松山市議会最大会派の自民党市議団(12人)は、元県議の中野泰誠さん(43)と政策協定を結んで推薦する方針を正式に決めました。
自民党松山支部連合会・大木健太郎会長:
「本人の熱い思いと、この松山市を変えていきたいという強い意志で、我々と一緒にやっていきたいという思いが伝わった」
政策協定は10月中旬までに結ぶ見通しです。
また国民民主党県連と連合愛媛も中野さんを推薦することを決めていて、10月1日に政策協定を結び連携するとしています。事務所によりますと、80を超える企業・団体が中野さんの推薦を決めていて、今後も業界団体を中心に推薦の動きが広がると見られます。
中野泰誠氏:
「伊台、そしてみなさまの生活について教えていただき、一緒に考えて実現していく。それをみなさんとやらせていただきたい」
中野さんは市内の公民館で市民との対話活動を9月28日にスタート。「公共交通のさらなる拡充」など、事前に参加者から集めた「困りごと」を書いた付箋をホワイトボードに貼って地域の課題をともに考えます。
「渋滞を解消して欲しい」という声には。
中野氏:
「交通の課題はすごく大事なことだと思っていて。右折レーンを増やしていく。あと、この時代なので警察と協力して信号にAIを入れていきたい」
陣営は知名度の浸透を図るとともに、組織のバックアップを追い風に地上戦を本格化させる方針です。
中野氏:
「組織がついているからどうっていうよりは、みなさんが『一緒に中野と戦いたい』『実現したいことがある』とたくさん思っていただいている結果だと思う」
市議の田中エリナさん(41)も市民の声を直接聞く対話集会を9月中旬からスタートさせています。
田中エリナ氏:
「みなさん、改めましてこんにちは。田中エリナと申します」
対話集会の参加者:
「市駅、高島屋の前で開発されている広場も含めて中心部に人を呼ぶ。そこから道後、銀天街までどう抜けていくかということに対して具体的なビジョン、こうでありたいなというのがあれば聞きたい」
田中氏:
「まずは歩く人が歩きやすい知恵と工夫が必要というのが一つと、もう一つは街中に人に来てもらうためには駐車場、駐輪場の問題。ここに関しては、しっかり向き合っていかなければ『やはり郊外に行くよね』という話になる」
参加者から多く声が上がったのは、市内中心部の活性化や若者世代の賃金アップなど、身近な暮らしに関わる課題や疑問です。
田中氏:
「本当に小さなお困りごと、また声が届かない方の声をしっかりと聞く。政治の大切な役割だと思うので、お一人でも多くの方の声を聞きたい」
特定の政党や組織に頼らない“草の根”の戦いを意識する田中さん。10月10日には決起集会を開く予定です。
松山市長選挙には、元会社員の木下豪さん(44)も出馬を表明していて、街頭に立つなど知名度の浸透を図っています。
前哨戦がこれから本格化する松山市長選挙は11月8日告示、15日に投開票されます。
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