日本の南を北上中の台風26号は、10月1日にも関東に接近するおそれがあります。
台風の接近前から広い範囲で雨が強まっていて、先週の大雨で被害を受けた千葉県などでは警戒が強まっています。
東京・お台場の通勤時間帯を局地的な雨が直撃しました。
午前8時ごろ、お台場では傘に大粒の雨粒が打ち付けていました。
また、歩道にできた水たまりから水しぶきが上がる様子も。
西日本から東日本では、秋雨前線が停滞し雨脚が強まっています。
午前8時半ごろの岡山市では、冠水した道路を行き交う車が大きな水しぶきを上げていました。
台風26号の影響で、千葉県の被災地でも雨が長期化しています。
午前7時半ごろの木更津駅は、強い雨が降っていました。
通勤の時間帯で人や車の往来が多くなっていて、バインダーのようなものを頭に掲げて雨をしのごうとしている人の姿も見られました。
一方、30日以降、台風が近づく見込みの東京・八丈島では、台風の接近に備え、漁船などを陸にあげる作業が急ピッチで行われていました。
男性:
備えはしておかないと、台風なので。2つ来る予定なので。
台風26号に続き、日本のはるか南では渦を巻く雲、いわゆる“台風のたまご”の熱帯低気圧も発生。
八丈島では台風への警戒が高まっています。
男性:
意識的にもっと気をつける。自然のことなのでしかたないが、被害がないように願う。
港には、食品など物資を積んだフェリーが到着。
その荷物には、島のスーパーの名前が書かれていました。
食品などが届いたスーパーには多くの買い物客の姿が見られました。
パンや飲み物がぎっしりと入った買い物かご。
女性客:
台風がいつ来てもいいようにパンを焼いたり…。
この女性は過去に台風で大きな被害に遭っていました。
女性客:
ずっとパンだけ食べたこともある、1週間。去年家が全壊したとき。それはしょうがないなって。また大きい(台風)来るの大変だなと。また大変、みんな家が…。
この台風26号は、列島への接近を前に秋雨前線を刺激していて、各地で大雨をもたらしています。
熊本県の被災地でも激しい雨が降りました。
八代市本町では、雨にもかかわらず、地震で倒壊した建物の撤去作業が続けられていました。
両陛下は29日、7月に発生した熊本地震により大きな被害を受けた熊本県の八代市、氷川町、宇城市を日帰りで訪れ被災者を見舞われる予定でした。
宮内庁によりますと、現地の天候が悪く、移動に利用する自衛隊のヘリコプターの飛行が難しくなる見通しとなり、30日に延期となりました。
台風25号の被害が長期化している千葉県内でも、局地的な大雨となっています。
千葉県の成田市、印西市などにまたがる印旛沼。
決壊した堤防を打ち付けるように激しい雨が降る中、復旧作業が急ピッチで行われていました。
国交省担当者:
目標は、台風の接近もあるので、それまでに完成させたいと進めている。
台風26号は10月1日(木)にも接近する恐れがあります。
ニシキゴイや金魚を販売している店舗でも、印旛沼の決壊で大きな被害が出ました。
水槽周辺が浸水したことで、ニシキゴイが外に逃げてしまったといいます。
谷養魚場・谷健治社長:
この水槽は全部(水を)かぶったので、中の水槽(のニシキゴイは)全部いなくなった。営業できない。何カ月も続くと思うが、10億円くらいの損失では。
ニシキゴイが逃げて販売できなくなったことや営業が停止していることで、被害総額は10億円ほどに上るといいます。
一方、暮らしへの影響も長期化しています。
29日朝、木更津駅前のバス停にできた長蛇の列。
並んでいた人:
この行列(普段の)3倍くらい。倍から3倍くらい。最低でも30分早めに。不便、ここがいっぱいになることない。
台風25号による土砂崩れなどで、千葉県内を走るJRの一部区間で運転見合わせが続いています。
バスを利用する人が増えたことで、乗れない乗客もいました。
バスの利用客:
東京駅まで行ってくれるので、そんなに不自由ではないけど、時間が読めないのが、勤務時間に間に合わないと不便。
台風25号の爪痕が残る千葉県。
29日夜も雨が続くとみられていて、少しの雨でも土砂災害に注意してください。
29日朝の東京・お台場は、傘が手放せない空模様となりました。
新宿でも大きな水たまりに雨の波紋ができていました。
東京都心は29日も雨が降り、観測史上最長記録を更新して、34日連続の雨となりました。
東京都心では9月30日、10月1日と傘マークの予報となっています。
大雨被害が出ている千葉県でも、30日も雨となる見込みです。
少しの雨でも土砂災害に警戒が必要です。
