秋田県内は暑さが和らぐとともに木々の葉が色づき始め、お出かけにぴったりのシーズンを迎えました。2026年は例年よりクマの出没が少なく、出没警報は10月1日から注意報に切り替えられます。
一方で、クマの脅威がなくなったわけではありません。大館市の観光スポットでは人に積極的に近づくクマが確認され、県は、必要がない場合は行かないよう呼びかけています。
大館市田代地区の景勝地「五色の滝」です。秋は紅葉を楽しむことができる人気の観光スポットです。
9月5日、滝の周辺で作業していた複数の人がクマに遭遇しました。遭遇した人たちは、大声を出したり音を立てたりしましたが、クマは近づいてきたということです。
県はこのクマを「積極的に人に近づく個体」として、必要がない場合、周辺に立ち入らないよう呼びかけています。
積極的に人に近づくクマは、鈴やラジオなどで人の存在を知らせても遭遇を防ぐことが難しく、私たち自身が“近づかないこと”が対策につながります。
なお、滝の周辺では2025年の1年間に15件、2026年は9月28日までに5件のクマの目撃情報が寄せられています。
大館市は、仕事などでやむを得ず行く場合は「車から降りないこと」と「単独で行動しないこと」を徹底してほしいとしています。
県は、県内全域に出しているツキノワグマ出没警報を、10月1日に注意報に切り替えますが、秋はクマの出没が増える傾向にあります。危険な場所に近づかないことはもちろん、気を緩めず、これまでと同様の対策を続ける必要があります。
