8月末の記録的大雨から1カ月。日常が戻る地域がある一方で、いまだに深刻な影響が残る場所もあります。
坂井市東部の竹田地区では、福井市方面とつながる主要道路が陥没し、通行止めが続いています。解除にはまだ時間がかかり、影響は長引きそうです。
通行止めが続いているのは福井市方面から竹田地区へ続く国道364号の一部区間です。
8月末の大雨の影響で、坂井市丸岡町竹田地区の上久米田から上竹田間で道路の陥没が発生し、9月1日から現在も通行止めが続いています。このため竹田方面に向かうためには、県道10号などでう回する必要があります。
通行止めとなっている場所に、竹田方面から車で向かいました。
手前の交差点には「この先通行止め」の看板が設置されています。
その後も、路肩には通行止めを知らせる看板が2枚。そして、1分半ほど車を進めると、道路の真ん中に「全面通行止め」の看板が設置されていました。
晴れ間が広がった先週末には、通行しようとする人の姿が。観光で訪れたツーリングの親子はやむなく引き返していきました。
通行人:
「秋田県能代市から親子でツーリング(で来た)。ここが通行止めだとどうしよう…かなり戻りますね。ぜんぜん指示がないからここまで来てしまった」
また、車で通りかかった女性も―
「ぜんぜん知らなかったから困っています…帰ります」
他にも引き返す車が見られました。
通行止めの手前にある交差点から数カ所に設置された看板は見落とされていました。
竹田地区で飲食店を営む「ふるさと渓流」の女将・橋本美恵子さんは、行楽シーズンにもかかわらず訪れる人が減ったと話します。
「車の交通量がものすごく減って、お客さんが少なくなった。天気が良かったらこの時期(多くの)車が走る。閑古鳥です」
通行止め以降、観光客からは、永平寺や勝山方面へ向かう時に通れず不便だという声があり、福井方面からの常連客も減ったといいます。
「福井方面の常連客が多いので。運転がしにくいのでは…やっぱり通行止めはつらい。早く直るといいんですが」(橋本さん)
道路を管理する三国土木事務所によりますと、現在は工事方法を調査中で、ことしの冬までに開通できるよう工事を進めているということです。
復旧までには時間がかかりそうです。
