視覚障害者の移動を支援するAI(人工知能)を搭載した「スーツケース」を使った実証実験が始まります。
森ビルなどは、東京都内の商業施設で視覚障害者の移動を音声で手助けする「AIスーツケース」を使った実証実験を行うと発表しました。
利用者が持っている「スーツケース」についたカメラを通じて、AIが周囲の状況を把握して音声で「天井には照明や配管が並び、行きかう人々がみられます」などと利用者に伝えます。
人が多いところで実際に使ってみると、人を感知して止まり、よけていました。
さらに、スマートフォンと連携することで、手に取った洋服について「このセーター何色?」と聞くと、「白またはクリーム色」というように色などを答えてくれて買い物も助けてくれます。
開発に携わった日本科学未来館・浅川智恵子館長は「AIスーツケースという技術を通して、より広くテクノロジーの可能性を社会に知ってもらえることも期待」と話します。
実証実験は一般向けにレンタルする形で10月1日から行われる予定です。
