出雲市大社町の県立「古代出雲歴史博物館」が開館以来、初めての大規模リニューアル工事を終え、10月1日に1年半ぶりに再オープンします。
これを前に報道関係者に施設が公開されました。
出雲市大社町の「古代出雲歴史博物館」、2007年3月のオープン以来、初めての大規模リニューアルのため、2025年4月から休館しています。
1年半、約10億円をかけた工事が終わり、10月1日に再オープンを前に報道関係者に公開されました。
中村友香記者:
こちらの展示室、ぐるりと一周まわれば島根県の歴史を学ぶことができます。
こちらは県の文化財に指定されている馬の形をしたはにわ。
奥出雲町の常楽寺古墳から出土し、6世紀後半に製作されたとされています。
リニューアルに合わせて、初めて展示されました。
島根県の歴史を紹介する総合展示エリアでは、古墳の時代から松江ゆかりの文豪・小泉八雲が活躍した明治まで、数々の資料とともに時代の流れをたどることができます。
さらに…。
古代出雲歴史博物館・松尾充晶さん:
石見銀山の銀を使った銀貨なんですけど、こちらもリニューアルに合わせて常設展示。
16世紀から19世紀にかけて流通していたという「丁銀」銀の貨幣の実物です。
古代出雲歴史博物館・松尾充晶さん:
銀というのは空気中にあると黒く色が変色してしまう。このケースは完全密閉ケースになっていて、内部の空気をすべて窒素に置き換える”秘密兵器”になっている。きらきらした輝きを保ったまま、すべて実物を見ていただくことができる。
内部を窒素で満たして酸素を取り除く特注のケース。
銀が「錆びる」のを防ぎ、常時、展示できるようになりました。
このほか出雲神話について紹介する「神話シアター」も映像が高画質になり、訪れた人を「記紀」の世界にいざないます。
古代出雲歴史博物館・松尾充晶さん:
歴史文化というものは教科書に載っているだけではなく、皆さんの地域にもたくさん眠っているということを展示を通じて知ってもらいたい。
古代出雲歴史博物館は「神在月」が始まる10月月1日にリニューアルオープンします。
