中国外務省は、習近平国家主席とアメリカのトランプ大統領が、首脳会談で8項目の共通認識に達したと発表しました。
中国外務省が発表した8つの合意項目の1番目には「尊重、公平、対等に基づく建設的な戦略的安定関係」を構築することで合意したとして、米中関係の安定を強調しています。
また、11月に中国で開かれるAPEC=アジア太平洋経済協力会議の首脳会議と、12月にアメリカで開かれるG20=20カ国・地域首脳会議について、両首脳がそれぞれ相手国で開かれる会議に出席する意向を示したとしています。
実現すれば、トランプ大統領と習主席は年内にさらに2回、対面することになります。
さらに、両首脳が第二次世界大戦で、中国とアメリカが「同盟国」として「肩を並べて戦い、戦争に勝利したことを振り返った」と明記しました。
AI=人工知能をめぐっては、リスクや利点について意見を交わす「米中AI対話」を設置し、次回の対話を11月に行うほか、AIをめぐる問題が発生した際の連絡経路を設けることで合意したとしています。
一方、アメリカ側は、両首脳がAIについて、「スーパーインテリジェンス」、略して「SI」という呼称を使うことで合意したと発表しています。
この「SI」という呼称について、中国外務省は、「アメリカ側の立場を重視し、その表現も尊重している」としています。
一方、米中双方が発表した首脳会談の成果文書では、懸案となっている台湾問題や半導体について言及しませんでした。
