中国の建国記念日「国慶節」を祝う式典が24日、高市総理大臣の台湾有事を巡る発言以降初めて開催され、呉江浩中国大使は、日中関係の正常化に向けて両国の「有識者」の積極的な役割に期待を示しました。
冒頭の挨拶で呉江浩氏は日中関係が厳しい情勢に直面していると述べた上で、「台湾問題は中国の核心的利益の核心で、いかなる外部からの干渉も許されない」との中国の従来の立場を強調しました。
一方、現在の困難を乗り越え、日中関係を再び正しい軌道に乗せるためには「両国の有識者の皆さまが双方の平和友好の信念を堅持し、当面の難局を克服し、積極的な役割を果たすことに期待している」との考えを示しました。
式典には森山裕日中友好議連会長が出席し、「日本と中国は地域の安定と繁栄に重要な責任を担っており、この基本を絶えず確認し合うことが重要」と語りました。
式典は10月1日の中国の建国記念日「国慶節」を前に、中国大使館が毎年開催するもので、建国77周年を迎える2026年は、高市総理が2025年11月に台湾有事を巡る発言をして以降、初めての開催となりました。
