台風25号による被害が拡大しています。
堤防が決壊した千葉県の印旛沼周辺では、冠水による深刻な影響が続いています。
22日に堤防が決壊した千葉県の印旛沼。
その周辺でカメラが捉えたのは黒い煙です。
冠水したことにより、ソーラーパネルの下にある電気設備がショートして火が出たとみられるということです。
4カ所で同時に発火する場面も。
冠水のため消防や警察が近づけなかったものの、火は小康状態で人的被害はありませんでした。
印旛沼では堤防の決壊が2カ所から3カ所に拡大。
北印旛沼では22日に過去最高の水位となる5メートルを観測しましたが、水資源機構によりますと水位は3.26メートルほどまで下がり、今後も徐々に下がるということです。
被害は秋の味覚にも及んでいます。
千葉・松戸市にあるブドウ園では、台風25号の接近に伴う大雨でブドウの木の下の部分が冠水。
加藤ぶどう園・加藤正芳オーナー:
これはブドウの粒が水を吸う限界を迎え裂果という形になっている。この状態だと商品にならない。台風25号だけでも数百万円の被害はおそらく出ているかと思う。
また、シルバーウイーク明けの学校生活などにも影響が広がっています。
千葉・市原市の中学校では裏山の斜面が崩れ、校内の駐輪場や玄関に土砂が流れ込んだため休校に。
市原市教育委員会・加藤正和課長:
一日も早く生徒が安全に登校できるよう、保護者も安心できるよう対応を取っていきたい。
撤去のめどは立っておらず25日も休校が決まっていて、今後動線の確保などの対策を行っていくとしています。
FNNの調べでは千葉県内の公立の小中学校少なくとも17校で休校が決まっています。
JRでは内房線が一部区間で運転を見合わせていて、復旧まで少なくとも3カ月程度かかる見込みとなるなど、生活への影響が長期化する可能性が高くなっています。
