アメリカを訪問中の高市総理大臣は、日本時間23日未明にトランプ大統領との首脳会談に臨みました。
高市総理は23日午後1時ごろに記者会見し、「タイムリーに意見交換を行った」と会談の成果を強調しました。
高市総理:
本日まさにこのタイミングでのトランプ大統領との会談は、日米同盟の強さを世界に示すものになったと確信している。
訪問先のニューヨークで行われた高市総理の記者会見。
力強く語ったのは、トランプ大統領との日米首脳会談の成果についてでした。
トランプ大統領:
素晴らしい総理大臣として歴史に名を残すだろう。(日本の代表団は)タフでスマートだ。
高市総理:
ドナルドが日米同盟に力強くコミットメントしてくれていることを改めて感謝します。
会談の冒頭では、トランプ大統領恒例の“通訳いじり”で笑いが起きる場面も。
通訳:
(高市総理は)タフでスマート。この場に同席できてうれしい。
トランプ大統領:
彼女は早口だな、すごい。
さらに、高市総理が「きょうはたくさんのイシューの話をしたいので、そろそろ会談を始めましょう」と意気込むと、トランプ大統領が「She is the boss!」と語り、笑いが起きる場面もありました。
約35分間行われた会談で、両首脳は経済安保など中国をめぐるさまざまな課題について緊密に連携していくことで一致しました。
この会談の舞台裏について、高市総理に同行取材した記者は次のように語ります。
フジテレビ政治部 官邸キャップ・木村祐太記者:
同席者によると、カメラが出た瞬間、真剣な議論が始まったとのことでした。総理周辺はこれを、「会って打ち解けてから本題への流れが短くなった。逆に高市総理とトランプ大統領の親密さが深まった証拠だ」と話していました。
また、直前に米中首脳会談を控える中で行われた今回の会談のポイントについては…。
フジテレビ政治部 官邸キャップ・木村祐太記者:
今回の会談の最大のポイントは、中国そして世界に向けて日米の結束を示したことです。米中の思惑が交錯する中、高市総理としては同盟国の結束というくさびを打ち込んだ形といえます。
日米首脳会談のあとにはウクライナのゼレンスキー大統領と初めて正式に会談し、引き続き対ロシア制裁に取り組む考えを強調した高市総理。
就任後初となる国連総会の一般討論演説では、「法の支配」を維持する重要性や北朝鮮による拉致問題の早期解決などを訴えました。
そして日本時間23日午後1時ごろ、高市総理は日米首脳会談の成果について、「日米同盟の強さを示すことができたと思っている。その中で、来たる米中首脳会談も念頭に中国をめぐる諸課題についてタイムリーに意見交換を行いました。日本と米国がともに強く豊かになるため、そして地域の平和と安定のため、日米同盟をさらに揺るぎのないものにしていく覚悟です」と話しました。
