マイページ
【赤い羽根の巨額の使途不明金計2億5000万円に】「お預かりした浄財を…」と謝罪_北海道共同募金会は10月1日からの募金運動は予定通りに実施すると説明|FNNプライムオンライン

【赤い羽根の巨額の使途不明金計2億5000万円に】「お預かりした浄財を…」と謝罪_北海道共同募金会は10月1日からの募金運動は予定通りに実施すると説明

Google ニュース プリファードソース

■ 「赤い羽根」の浄財が消えた…使途不明金は計2億5000万円に

 善意の募金として集められた「赤い羽根共同募金」をめぐり、北海道で新たな問題が明らかになった。

 北海道共同募金会は9月16日、2025年度の決算作業を進める中、新たに約7000万円の使途不明金が見つかったと発表した。

 6月に公表された約1億8000万円と合わせ、使途不明金は計約2億5000万円に上る。

■「どの科目に振り分ければいいのか分からない」

 北海道共同募金会によると、新たに判明した約7000万円は、関係書類に支払いの内容や目的が記載されていなかったという。

 そのため、決算作業の中で「どの科目に振り分ければいいのか分からない金額」が発生したとしている。

 会計業務は、50代の男性元事務局長が1人で担当していた。

 募金会は6月、2025年度の寄付金から約1億8000万円の使途不明金が見つかったとして、着服の疑いを指摘。

 元事務局長を懲戒解雇していた。

 今回の発表で、使途不明金はさらに7000万円増えた。

 記者会見で、瀬尾英生会長は、元事務局長がすべてを着服した可能性について問われ、「そういうことですね。ただ、断定はできない」と述べた。

■善意の寄付、なぜ管理できなかったのか

 赤い羽根共同募金には、地域の福祉活動を支えるため、多くの人から寄付が寄せられている。

 その資金の一部が、支払いの目的すら確認できない状態になっていた。

 問題は、金額の大きさだけではない。

 会計業務を1人に任せ、組織として十分に確認できていなかった管理体制にも、疑問が投げかけられている。

 北海道共同募金会は、ガバナンスの欠如などを認め、改めて謝罪した。

 「お預かりした浄財を、元事務局長の不適切な行為によって失ってしまったことについて、改めてお詫び申し上げます」

■ 第三者委員会が調査へ

 募金会は9月11日、弁護士と公認会計士の計6人で構成する第三者委員会を設置した。

 第三者委員会は、使途不明金が生じた経緯や原因、元事務局長による着服の有無、組織の管理体制などを調べる。

 再発防止策を含む調査報告書は、2027年1月末に提出される予定だ。

 募金を託した人たちが知りたいのは、消えた金の行方だけではない。

 なぜ、善意によって集められた資金を、長期間にわたって組織が把握できなかったのか――。

 第三者委員会の調査では、募金会の責任と管理体制の実態が問われることになる。

 一方、毎年10月1日から行われる「赤い羽根共同募金」について、北海道共同募金会は募金運動は予定通り実施すると説明し、理解と協力を求めた。

北海道文化放送
北海道文化放送

北海道の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。

北海道文化放送の他の記事
【日本ハム】北山亘基投手が伝授する”赤ちゃんのあやし術”の極意は「奥様に感謝を伝えましょう」 愛猫を『ワン』と鳴かせる方法も!?
【日本ハム】北山亘基投手が伝授する”赤ちゃんのあやし術”の極意は「奥様に感謝を伝えましょう」 愛猫を『ワン』と鳴かせる方法も!?
スポーツ
【JR北海道】赤字路線の維持どうする…沿線自治体に負担求める“上下分離方式” 反発相次ぎ社長が撤回しおわび―自治体からは歓迎の声 住民の交通手段や物流の要の“鉄路”守るには
【JR北海道】赤字路線の維持どうする…沿線自治体に負担求める“上下分離方式” 反発相次ぎ社長が撤回しおわび―自治体からは歓迎の声 住民の交通手段や物流の要の“鉄路”守るには
経済
【サギ速報】『警視庁のコンドウマモル』名乗る男から電話_70代女性が計1000万円騙し取られる特殊詐欺…LINEビデオ通話で”警察手帳””逮捕状”見せられる…金融機関の職員が詐欺に気づき通報〈札幌市〉
【サギ速報】『警視庁のコンドウマモル』名乗る男から電話_70代女性が計1000万円騙し取られる特殊詐欺…LINEビデオ通話で”警察手帳””逮捕状”見せられる…金融機関の職員が詐欺に気づき通報〈札幌市〉
社会
【十勝岳】火山性地震が一時増加も札幌管区気象台が引き続き警戒呼びかけ「1988年の噴火の前は大きな地震がまとまって増えた」火口から3キロの範囲では噴石など注意
【十勝岳】火山性地震が一時増加も札幌管区気象台が引き続き警戒呼びかけ「1988年の噴火の前は大きな地震がまとまって増えた」火口から3キロの範囲では噴石など注意
社会
一覧ページへ
×