愛媛県西条市で去年10月に起きた西条まつりを巡る集団暴行事件で、相手の団体を襲撃して7人に暴行し大ケガをさせた罪などに問われている男7人の裁判が、松山地裁西条支部で18日に始まりました。起訴内容の認否は分かれました。
傷害と暴行の罪に問われているのは、「常盤巷自治会」のだんじりのかき手らで、西条市内に住む鉄工員・鈴木恭大被告(35)、鉄工作業員・越智雄希被告(34)、アパレル販売業・浅田雄貴被告(35)、新居浜市内に住む無職・伊藤太貴被告(34)、このほか西条市内と新居浜市内に住む男3人をあわせて7人です。
起訴状などによりますと、7人は共謀して西条市樋之口の集会所で去年10月13日夜、「北浜連合自治会」のみこしの関係者7人を特殊警棒や手で殴るなどし、アゴや目の奥の骨を折る大ケガをさせるなどした罪に問われています。
初公判で、鈴木被告は3人に暴行したことは認めたものの、それ以外については否認。浅田被告は無罪を主張。伊藤被告は暴力を振るったことは認めましたが、ほかの被告との共謀は否定しました。また新居浜市の無職の男は弁護士に一任するとして認否を明らかにせず、そのほかの被告は起訴内容を認めました。
検察は動機について、祭りを前にそれぞれの自治会の若者らが飲食店を回っていた際、被告側の関係者と「北浜連合自治会」の関係者の間でトラブルになり、北浜側の方が人数が多く、「祭りの最中にケンカをしても勝てない」と考え、事前に相手側の人数を減らそうとして襲撃したと説明しました。
この裁判では傍聴券を求めて140人以上が集まり、厳重な警備が敷かれました。
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