15日夜にも台風25号が発生する見込みです。
台風の進路次第では、シルバーウィークにも影響する恐れがあります。
一方、15日は活発な秋雨前線の影響で各地で激しい雨が降っていて、秋を彩る紅葉にも異変が起きています。
15日午後0時半ごろに徳島市で撮影された映像を見ると、雨が激しく降りつけていて、地面では排水溝から水が噴き出す様子が映っていました。
徳島市では、午後1時18分までの1時間に40.5mmの激しい雨に見舞われました。
鳴門市でも、道路が一時冠水するほど強い雨が降りました。
この雨雲はそのあと和歌山県へ。
午後2時過ぎには、激しい雨と風で視界が白くかすんでいました。
異例の長雨となる中、様々な影響が起きています。
畑では土から水があふれ、苗を植えられない異常事態に。
さらに、秋の紅葉にもある異変が起きていました。
朝から強い雨に見舞われた日本列島。
東京都心でも通勤・通学の時間帯まで雨模様となりました。
午前8時ごろには、岡山・浅口市で階段を雨水が激しく流れ落ちる様子が見られました。
雨は、関東でも。
午前7時ごろから、茨城県でひと粒ひと粒が見えるほど大粒の雨が強く降り始めました。
午前8時になると雨は常陸太田市でも激しく降り始め、住宅の玄関前が一面水たまりになるほど激しく降る様子が捉えられていました。
同じころに常陸太田市で撮影された動画を見ると、茶色い水が道路に流れ出てくることが分かります。
近くの畑では土から水があふれ出て、川のように流れていました。
常陸農園・和田昇代表:
畑が冠水しちゃって、この長雨で土に水分が多くて水が湧き出しちゃって、場所によっては川みたいになっちゃって。
9月6日にブロッコリーの苗を植えた畑も、雨で冠水してしまったといいます。
本来なら白菜やブロッコリーを植える時期だということですが、この長雨で畑に入ることさえできないといいます。
常陸農園・和田昇代表:
雨は毎日降っているが、結構異常な状態だと思う。苗は作っているけど、場合によっては苗自体を廃棄しなきゃいけないという状況。冬野菜の収穫に今後大きな影響が出るんじゃないかと。
長雨だけではありません。
日本の南にある熱帯低気圧が、15日夜にも台風になる予想です。
18日の午後には強い勢力で小笠原を通過したあと、20日に大東島地方に接近する見込みで、気象庁の最新のシミュレーションによると、雨雲は22日ごろにかけて沖縄付近に進み、その後、23日ごろにはUターンのような動きをし、西日本や北日本で雨が強まる予想となっています。
人気の観光スポット「市原ぞうの国」では、15日もゾウが鼻で筆を持って得意のお絵描きを披露していました。
ピンク色の花や青空に白い雲が描かれ見事な出来栄え。
ところが、午後2時を過ぎて雨が降り、描き上げられたゾウさんの絵はぬれてしまいました。
千葉県はシルバーウィークの期間中、毎日雨のマークとなっています。
この天気予報に、市原ぞうの国の佐々木麻衣副園長は「大雨だったり雷雨になってしまうと、お絵描きとかできなくなってしまいますし、ゾウさんたちも雷怖いですので、その時はおやつも中止になってしまう。恐怖でしかないです。(来客数が見込みで)10分の1くらいですかね」と話します。
長雨の影響はこれだけではありません。
関東の紅葉スポットにも異変が起きていました。
“花寺”として知られる群馬県の吉祥寺を取材すると、長雨と強風の影響で、2週間ほど前にモミジの木の枝が折れてしまったといいます。
青龍山吉祥寺 副住職・村上俊英さん:
根っこに水分が多すぎるとだんだん幹が弱ってきて、こうやって折れると樹形もだいぶ変わる。ここだけぽっかり空いてて。
長雨による影響はそれだけではありませんでした。
一部の木で、平年よりも早く色づき始めているといいます。
青龍山吉祥寺 副住職・村上俊英さん:
時期としては始まりが早いかな。木自体が時期を間違えていることが多い。
午後2時になると、雨は和歌山県でも降り始めました。
バス停では屋根があるにもかかわらず傘をさす様子が見られ、バス停の屋根や地面が強く降りつける雨の跳ね返りで白くかすんでいました。
