9月12日、世界文化遺産『佐渡島の金山』の全ての労働者を追悼する式典が行われました。開催を求めていた韓国側は3年連続の欠席となりました。
新潟県佐渡市で12日行われたのは、佐渡金山に関わった全ての労働者を追悼する式典。
この中で相次いだのが朝鮮半島出身の労働者への言及です。
【外務省 濱本幸也 国際文化交流審議官】
「朝鮮半島労働者の方々は、戦争という特殊な社会状況下とはいえ、故郷から遠く離れたこの地で、坑内という危険で過酷な環境の下で困難な労働に従事されました」
【佐渡市 渡辺竜五 市長】
「故郷から遠く離れたこの地で、困難な業務に従事され、不幸にもお亡くなりになられた方々に改めて深い哀悼の意を表します」
そもそも、この式典は世界遺産登録にあたり、韓国側が毎年開催するよう求めていたものですが、朝鮮半島出身者の労働の強制性をめぐる表現などを理由に、開催を前に韓国側が欠席を表明。
おととしの1回目から3年連続での欠席となりました。
【中野洸 式典実行委員長】
「今年もやっぱり韓国側が出席されなかったというのが残念」
【佐渡市 渡辺竜五 市長】
「政府には色んな話を韓国側と進めていただきたいし、我々、政府から言われれば、どのようなこともできる限り対応していけるように準備をしていきたい」
7月の世界遺産委員会では、戦時中を含め、佐渡金山の全ての歴史の説明や展示を強化するよう求める決議が採択されていて、韓国側はこれを忠実に履行するよう求めています。
政府の対応は見えてきませんが、佐渡市は地方レベルでの交流を続けていく考えです。
