柏崎刈羽原発の運転員によるIDの不正使用について議論されました。
柏崎刈羽原発で今年2月、IDカードを忘れた同僚に対し、運転員が自身のIDカードで中央制御室のゲートから退出させました。
9月14日、柏崎刈羽原発のテロ対策の取り組みをチェックする有識者の会議が開かれ、この問題などについて意見が交わされました。
【核物質防護事案に係る改善措置評価委員 会伊丹俊彦 委員長】
「当該(出入り管理)システムが、かねてから不具合をたびたび起こしていることを確認しながら、これまで適切な対応を取らずに今回の事案に至った。極めて遺憾な事案であったと思う」
一部非公開で行われた会議では「知識を行動に結びつける教育が必要」「改善点を上司に意見できる組織となるべき」などといった意見が上がったということです。
【東京電力ホールディングス 小早川智明 社長】
「一つの気づき(改善点)を多面的な見方をしながら、(組織の)垣根を越えて解決するアクションを取ることを、まさに始めてきている」
東電の小早川智明社長はIDの扱い方の再教育や組織を横断して話し合い、リスクを回避する仕組みづくりに取り組むと説明しました。
