関西空港と京都を結ぶヘリコプターの定期便が14日から就航し、旅行客の利用が始まります。
関西空港から観光地を結ぶヘリコプターの定期便としては初めての本格就航で京都市内までの直線距離およそ60キロをわずか25分で移動できるようになります。
気になるお値段は、1席税込み2万円!4人以上の申込があれば相乗りで運航するため、貸し切る必要はありません。
他の交通手段と比べてどの程度便利なのか、「ヘリ・車・電車」で独自検証してみました!
■関西空港の利用客は…
14日、就航セレモニーが行われたのは、京都市のスタートアップ企業が手掛ける「Airport Heli Shuttle」。
【Space Aviation 保田晃宏社長】「今回、相乗り型のヘリシャトル。空港についてから京都に25分で移動できるサービス」
このニュースに関西空港の利用客は…
【利用客】「本当ですか!?えーすごい!早いでしょうね。ちょっと乗ってみたいですけど」
(Q:片道いくらだと思います?)
【利用客】「2、3万ぐらいだったらいいな」
(Q:2万円です)
【利用客】「いいですね。それも含めて旅行の一環として利用してみたいなと思います」
■「ヘリ・車・電車」で検証
これまで関西空港は「空の玄関口」でありながら大阪・京都など主要観光地への移動に時間がかかることが一つの課題となっていました。
このヘリの登場で旅行者の移動の負担は軽くなるのか?
取材班はヘリ、車、電車に分かれて京都への移動を独自に検証!
【ヘリ班の記者】「後ろは4席座れて空間が広いですね」
ヘリの出発時間に合わせて午後0時半にスタートです。
今回、車と電車はそれぞれ京都駅を目指し、ヘリは京都の伏見区にあるヘリポートに向かいます。
■飛行機から見る景色とはとは違う景色を楽める
まず、順調なスタートを切ったのは車班。
【車班の記者】「渋滞はなく順調です」
ヘリ班は関西空港の敷地内で安全確認などもあり、飛び立ったのは乗り込んでから5分後…
【ヘリ班の記者】「おお~!飛行機から見る景色とはとは違う景色を楽しむことができます」
一方で、電車は、最も早い南海電鉄の特急が午後0時35分に出発と出遅れていました。
■ヘリからは古墳も見られる!
開始から10分が過ぎ、車と電車班は共に泉佐野付近を通過。
その頃、ヘリ班は…
【ヘリ班の記者】「堺市の古墳が見えます。気球より高い位置にいます」
ダントツに速いヘリ…
【ヘリ班の記者】「出発から14分、あべのハルカスが見えます!」
一方で…
【車班の記者】「出発から20分経ちましたが、まだ岸和田です」
【電車班の記者】「午後0時50分。岸和田駅到着」
出発から20分、車と電車班が岸和田にいる頃、ヘリ班はすでに京都目前!
■出発から30分で関空から京都に到着
そして…出発から30分。
【ヘリ班の記者】「1時ぴったり!あっという間に関空から京都に着いてしまいました」
【車班の記者】「まだ松原付近を走行中です」
そしてヘリが到着したと連絡を受けた時、電車班は大阪市内入りを目前にしたこの場所に。
【電車班の記者】「こちら堺駅です」
午後0時半に関西空港を出発した結果、ヘリはわずか30分で京都市内のヘリポート、車は1時間15分、電車は1時間40分で京都駅に到着。
早く着く分、京都の観光を長く楽しめることがわかりました。
■「目的地が京都ゆえにこのサービスの商機がある」
航空・旅行アナリストの鳥海さんは目的地が京都ゆえにこのサービスの商機があると分析します。
【航空・旅行アナリスト鳥海高太朗さん】「京都は世界的に観光の場所であって高級ホテル一泊数十万円以上するホテルもいくつかある中で、そういうところにとまる人にとってスムーズに移動できるメリットが大きい。需要が増えてくればまた料金なんかも上がるということも考えられると思います」
果たしてヘリでの移動という試みは定着するのか。観光の新たな選択肢に注目です。
(関西テレビ「newsランナー」 2026年9月14日放送)
