北海道の羊蹄山で9月13日、単独登山をしていた60代の男性2人が相次いで遭難しました。2人はいずれも消防と警察に救助され、ケガはありませんでした。
函館市亀田町の自営業の男性(64)は、真狩コースを単独で登山していましたが、13日午後7時ごろ、別の登山者から「下山途中に後方を歩いていた男性がまだ下山しない。足が痛いと言っていた」と110番通報がありました。
通報した登山者は、自身が下山してから1時間以上経っても男性が下りてこないことを心配し、通報したということです。
警察と消防の捜索隊延べ十数名が真狩コースの登山口から出発し、約20分の地点の登山道で座り込んでいる男性を発見しました。
男性は「極度の疲労で足が痛くなった」と話しており、捜索隊が背負って下山しました。男性にケガはなく、病院への搬送もありませんでした。
さらに、江別市大麻ひかり町の自営業の男性(62)は、比羅夫コースを単独で登山していましたが、13日午後9時ごろ「懐中電灯がなく、真っ暗なため下山できない」と119番通報しました。
警察官1人と消防隊員3人が比羅夫コースの登山口から捜索に向かい、約15分の地点で登山道に座っている男性を発見し、一緒に歩いて下山しました。
男性にケガはありませんでした。
羊蹄山は標高1898メートルの成層火山で、登山コースによっては往復に8時間以上かかることもあります。
秋は日没が早まるため、警察や消防は登山の際には余裕を持った計画を立て、ヘッドライトなどの装備を十分に準備するよう呼びかけています。
