米子空港とソウル・台北を結ぶ国際定期便は8月もともに利用は好調でした。
台北便は13か月連続で搭乗率は80%以上をキープ。
好調な利用には意外な観光スポットも貢献していました。
鳥取県のまとめによりますと、8月の米子ーソウル便の搭乗率は90.2%で、前の月に比べ約18ポイント増加。
2026年2月以来、半年ぶりに90%台に回復しました。
一方、米子ー台北便の搭乗率は89・6%で、13か月連続で80%台、特に6月以降は3か月連続85%を超え、安定した利用が続いています。
台北便の好調について県は、原油価格の高騰に伴って運賃に上乗せされる燃油サーチャージの影響が小さいことや円安が追い風になっているとみています。
山陰インバウンド機構の調査によると、台湾から山陰を訪れる観光客の「旅」の目的は、鳥取砂丘や出雲大社などの自然景観や観光施設、食や温泉、アニメや映画のいわゆる「聖地巡礼」が上位に挙げられています。
こうしたなか、意外な人気スポットも…。
北尾風人記者:
台湾人観光客から人気の観光スポットが、若桜鉄道なんです。
若桜鉄道を利用した台湾からの観光客は2025年度は379人で、インバウンド客のほぼ半数を占めています。
2026年度も、8月末の時点で297人が利用。
2025年度の同じ時期に比べ、約100人増加しました。
若桜鉄道は、施設や沿線に残るレトロな雰囲気がその要因の一つではないかと見ています。
若桜鉄道 代表取締役・谷口雅美智専務:
中国地方インバウンドフォーラムというのが昨年松江市でございまして、そちらで台湾の観光旅行の会社のみなさまと商談を重ねた結果、こちらにツアーが増えてきたという形があるかと思います。
中国地方への外国人観光客誘致に向けた合同商談会に2025年初めて参加、そこで台湾の旅行会社に売り込みを図った効果が出始めているとみています。
また2020年には地元、若桜町が若桜駅と台湾北部の終着駅・「内湾駅」との「姉妹駅」の協定を結ぶなど台湾との交流を後押し、観光客誘致に力を入れています。
若桜鉄道 代表取締役・谷口雅美智専務:
沿線の人口減少が大きく運営に響いてきてるということもございまして、インバウンドのみなさまにお越しいただいて、運行収入を上げていきたいという思いもございますので、そういった意味では今後も力を入れていきたいと思っています。
若桜鉄道は今後もSL体験運転など乗るだけではない魅力を発信、台湾からの観光客をさらに呼び込みたいとしています。
