みんなと防災です。
7月の熊本地震では、人間だけでなくペットの環境も一変しました。
被災したペットへの支援を行っている団体は、災害時はペットに対する備えも重要だと呼びかけています。
高原町にあるNPO法人・咲桃虎。
飼育放棄やネグレクトなどの犬や猫を保護し、新たな飼い主へと命をつなぐ活動をしています。
咲桃虎では、7月28日に発生した熊本地震の翌日からこれまでに10回、ペット向けの支援物資を届ける活動を行ってきました。
(咲桃虎 山下香織代表)
「人間も困ってるし、一緒に避難している動物たちも共に困っているという人がいっぱいいて、倒壊した家の中に閉じ込めたり奇跡的に崩れた家の中からも出てこられた動物たちがいて、そういう現場を目の当たりにしたら、いつ自分たちも災害に遭うか分からないという危機感は感じました」
咲桃虎には50頭から60頭の犬や猫が新たな飼い主を待っていますが、その中にこんな犬が…
(咲桃虎 山下香織代表)
「この子の飼い主も今回の地震で被災されて…」
柴犬のちぃちゃん10歳。
熊本地震の支援に赴いた際、被災して飼育が難しくなった飼い主から引き取りました。
(咲桃虎 山下香織代表)
「(どんな子?)豊満な身体をしていてだいぶ丸々しているんですが、おっとりとした穏やかな子です。前の飼い主もとても大事にされていたので、今でもどうしてますか?大丈夫ですか?という連絡が来ます。だからこそ本当にちぃちゃんを幸せにしてくれる人とご縁がつながったら良いなと思って、譲渡会に頑張って参加しています」
被災地での様々な支援活動を通し山下さんが感じたことは…
(咲桃虎 山下香織さん)
「配給される水や食料は人間用がほとんどです。犬猫用は人間のミネラルウォーターではない方が良かったりもするので、そういうことも考慮して常日頃からフードやすぐに手に入らない療養食を多めに買っておくとか、ペットシート、猫はキャリーケースがいつもジャストサイズだと思いますが、ジャストサイズのキャリーケースに入れて逃げて、避難所ではそこから出してあげられなかったりするので、ちょっと大き目のキャリーケースを用意しておくと避難した先で困らないかなと思いました」
いつ起こるかわからない災害から家族同然のペットを守るための備えが大切です。
