プレスリリース配信元:三幸エステート株式会社
募集賃料の上昇は10ヵ月連続
三幸エステート株式会社(本社:東京都中央区、取締役社長:福島正二郎)は、2026年8月度の東京都心5区(千代田区、中央区、港区、新宿区、渋谷区)および全国6大都市(東京、札幌、仙台、名古屋、大阪、福岡)の大規模ビル※1のマーケットデータをまとめた「オフィスマーケット2026年9月号」を公表します。
※1:大規模ビル=1フロア面積200坪以上の賃貸オフィスビル
※調査時点:2026年8月末現在および各年12月31日時点


※本リリース・公表データは次のURLからもご覧いただけます https://www.sanko-e.co.jp/data/
東京都心5区 大規模ビル 空室率&潜在空室率
空室率 前月から小幅に低下 2020年9月以来で1%を下回る
空室率は前月比マイナス0.04ポイントの0.96%となり、前月から小幅に低下した。新築ビルを中心に空室消化が進んでいる。空室率は2020年9月以来で1%を下回り、非常に低い水準にある。潜在空室率は前月比マイナス0.01ポイントの2.32%となり、前月からほぼ横ばいだった。
<空室率&潜在空室率>

東京都心5区 大規模ビル 募集賃料&募集面積
募集賃料 10ヵ月連続の上昇 上昇傾向が継続
募集賃料は10ヵ月連続の上昇となった。都心部では品薄感が強く、引き締まった需給バランスを背景に賃料の上昇傾向が継続している。オフィス需要は活発な状況が続くものの、賃料水準の上昇と移転先の選択肢が限定的な状況から、移転ではなく現オフィスの再契約を選択するケースも多く見られる。
<募集賃料&募集面積>

東京都心5区 大規模ビル 中型ビル以上の空室率&募集賃料予測(出所:オフィスビル総合研究所)
募集賃料は今後3年間で19.5%の上昇を予測
三幸エステート子会社のシンクタンクであるオフィスビル総合研究所は2026年第2四半期時点における東京都心5区の予測レポートを公表した。今後3年間で空室率は1~2%台の低水準で推移し、募集賃料は19.5%の上昇を予想している。
<中型ビル以上の空室率&募集賃料予測(出所:オフィスビル総合研究所)>

アナリストの視点
予測レポートは中型ビル以上(1フロア面積50坪以上)を集計対象としており、立地条件等の競争力の高い大規模ビルは予測値を上回る水準での賃料上昇が考えられる。足元の定量データからは需給バランスが緩む要素は見当たらないものの、中東情勢によるコスト上昇が、企業収益および景気に与える影響には引き続き注視する必要がある。(市場調査室 津田宏美・今関豊和)
<空室率の推移(6大都市 大規模ビル)>

<募集賃料の推移(6大都市 大規模ビル・主要駅前地区)>


三幸エステートHP:https://www.sanko-e.co.jp/
三幸エステート株式会社について
三幸エステート株式会社(1977年5月17日設立)は、企業のオフィス戦略を総合的にサポートしています。賃貸オフィスビルの選定サポートと仲介から、最適なワークプレイスの検証・提案、プロジェクト遂行に不可欠なマネジメント機能の提供まで、オフィスに関するあらゆるニーズに幅広くお応えしています。
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