特殊詐欺グループに20代の男性をかけ子として紹介した罪に問われている、男2人に対する初公判が、仙台地方裁判所で開かれ、2人は起訴内容を認め、検察側は2人に懲役2年を求刑しました。
指定暴力団住吉会系幹部の阿部優哉被告(33歳)と、太白区上野山の自営業・加藤優一被告(34歳)の2人は、おととし、20代の男性を特殊詐欺グループにかけ子として紹介した、職業安定法違反の罪に問われています。
7日、仙台地裁で開かれた初公判で、2人は「間違いありません」と起訴内容を認めました。
検察側は2人に対し、「海外で特殊詐欺に加担させる目的の組織的犯行で、極めて悪質」などと指摘したうえで、特殊詐欺をするにあたり、「必要不可欠な存在だった」などとして、懲役2年を求刑しました。
一方、阿部被告の弁護側は受動的な立場だったとして情状酌量を求めていて、加藤被告の弁護側は男性が犯罪に加担する前に帰国していて、実害はなかったなどとし、懲役1年が相当と主張しました。
裁判は即日結審し、判決は10月1日に言い渡されます。
