核兵器廃絶や平和への思いを世界に発信するためヨーロッパを訪問していた高校生平和大使が帰国し、5日、東京で報告会を開きました。
帰国報告をしたのは、長崎や広島など19の都道府県から選ばれた高校生平和大使22人です。
外務省ユース非核特使として8月31日から3日間、スイス・ジュネーブを訪問しました。
現地では国連欧州本部に核兵器廃絶を求める6万3814人分の署名を提出しました。
また、AIなどを搭載し人間の指示なしに標的を攻撃する兵器システム「LAWS」についての国際会議を傍聴しました。
第29代高校生平和大使 桐蔭学園中等教育学校6年 元井千惺さん
「AIの軍事利用を積極的に進めたい国と厳しく規制したい国との対立が深まる中でも、AIによって世界そのものが崩壊することだけは防がなければならないという認識は共有すべきだ(と感じた)」
第29代高校生平和大使 青雲高校2年 中尾絢音さん
「今回の交流を通して、平和を次世代につないでいくためには、相手の立場に立ってどのように伝えていけば関心を持ってもらえるのかを考えることが大切だと学びました」
高校生たちは今後、SNSで戦争遺構などを紹介したり定期的に活動報告をしたりして同世代が平和について考えるきっかけを作り、活動の輪を世界に広げたいとしています。
