9月5日、仙台放送では元ベガルタ仙台の遠藤康さんが企画したサッカー大会に密着した特別番組をお送りします。ふるさと・宮城への思いを胸に活動を続ける遠藤さん。自らが思い描くサッカー界の未来とはー。
元ベガルタ仙台 遠藤康さん
「この3日間で何かに気づいて、成長するきっかけを僕はこの大会で、自分たちで探してほしいと思う」
8月、女川町で行われた元ベガルタ仙台・遠藤康さんが企画した小学生を対象としたサッカー大会。今年で2回目の開催となります。
元ベガルタ仙台 遠藤康さん
「新しく参加してくれたチームに関しては非常に感謝してますし、また来たいって思わせないとダメだなっていうプレッシャーの中で、東北人魂のスタッフみんなでやってたんで」
東北のサッカー復興を目的とした団体、東北人魂の一員として、現役時代から活動を続けてきた遠藤さん。ある思いを抱くようになったといいます。
元ベガルタ仙台 遠藤康さん
「もっともっと強くならなきゃいけない街だし、ポテンシャルはある街だから。いつか形になるのは10何年後、自分が死んでからかもしれないけど」
見据えるのは宮城サッカー界の底上げ。その第一歩となったのが、去年初めて開催した、このサッカー大会でした。
よりハイレベルで、規模の大きな大会を目指して。
さらなる発展に向け、強豪チームの招へいに奮闘してきました。
元ベガルタ仙台 遠藤康さん
「関東のチームとやる機会って、なかなかないと俺は思っていて。今年はジュニア来て欲しいなって思っていたら来てくれた」
この日訪れたのは自身も15年間プレーしたJ1の強豪・鹿島アントラーズの下部組織の事務所。
今回のワールドカップで2ゴールを上げた上田綺世選手を輩出した名門です。
元ベガルタ仙台 遠藤康さん
「今年はジュニア出てくれて、ほんとにありがとうございます」
鹿島アントラーズノルテジュニア 小笠原賢二監督
「いえいえ」
古巣に大会参加への感謝を伝える一方で…。
元ベガルタ仙台 遠藤康さん
「宮城で勝ったらみんな満足しちゃうんですよ。東京・神奈川のチームと対戦して負けたら頑張んないといけないと思う」
鹿島アントラーズノルテジュニア 小笠原賢二監督
「僕たちは関東近辺で毎週試合しているから、例えば3カ月前に戦ったチームが”こんなに変わるの”みたいなことがある。そこで刺激を受けて、頑張らないといけないと思う」
元ベガルタ仙台 遠藤康さん
「甘えていたらいつまで経っても宮城は強くならないなと思ってるので。こういうのをきっかけに頑張るよ」
鹿島アントラーズノルテジュニア 小笠原賢二監督
「貢献できればね。ぜひぜひ」
去年に比べて参加チームは8チーム増えた今回の大会。半数以上が県外からの参加と、宮城の子供たちが高いレベルのサッカーを感じる環境がそこにはありました。
宮城県から参加
「他の県のレベルも知れて良かった。もっと強くなれたらいい」
「他県からも良いチームが来ていて、強いチームとやれてよかった」
宮城のサッカーをより強く。
遠藤さんの挑戦はこれからも続いていきます。
元ベガルタ仙台 遠藤康さん
「関東のチームだったり、もっと強いチームを呼んで、ここからどうなるかが楽しみかなと思います」
