利用者が年々増加している自然歩道「みちのく潮風トレイル」の田野畑村のコースで、消防と警察がけが人を救助する合同訓練が9月4日、岩手県内で初めて行われました。
みちのく潮風トレイルは、青森県から福島県までの沿岸をつなぐ全長1000kmの自然歩道です。
4日の訓練は田野畑村の観光名所・北山崎展望台の付近で2人のけが人が出たという想定で行われ、消防や警察など合わせて70人あまりが参加しました。
みちのく潮風トレイルの利用者は、2025年度で13万3000人と年々増加しています。
田野畑村から山田町までを管轄する宮古地区消防本部では、2025年までの5年間に8件の救助要請があったということです。
トレイルは階段が多いため、救助の負担が大きくなります。
消防署員はけが人を担架に乗せて、警察官と入れ替わりながらヘリポートへと慎重に運んでいました。
宮古地区消防本部 岩花一則消防次長
「実際の活動となれば、また厳しくなる。警察署とかの力を借りなければいけなくなるというのが確認できた」
宮古消防本部では「体調管理やクマ対策をしてトレイルコースを楽しんでほしい」と呼びかけています。
