物価高騰などで飲食店経営が厳しさを増す中、経営のノウハウを学び合う新たなコミュニティが設立しました。
このコミュニティは宮城県石巻市で飲食店を営む神野文寿さんが中心となって始まったもので、8月に発足式が開かれました。
地方飲食店共創コミュニティ 神野文寿代表
「学びによって考え方が変わり、行動が変わり、店も変わっていきました」
神野さんは仕出し店で調理の仕事をしていましたが、東日本大震災で自宅と職場を失い、2012年に夫婦で飲食店を開業しました。
その後、コロナ禍での客足の減少などで経営危機に陥ったことから、業績が好調な同業者に店づくりや経営の改善策について学び、実践。
その結果、およそ2年半で経営の立て直しに成功したということです。
地方飲食店共創コミュニティ 神野文寿代表
「この経験を私一人の経験で終わらせたくない。それが、このコミュニティを立ち上げようと思った原点です」
そこで設立されたのが、SNSを活用した「地方飲食店共創コミュニティ」です。
会員は神野さんが実践してきた店づくりや、SNSの効果的な活用法などさまざまな知見を、毎週月曜日に行われる勉強会や動画コンテンツを通じて無料で学ぶことができます。
仙台市で飲食店経営
「昔から経営者は孤独だと言われてますが、こういったコミュニティがあるだけで、本当に心の支えになると思うので、何でも気軽にざっくばらんに話せるこのコミュニティは本当に大切だと思っています」
現在会員は20人ほどで、将来的には1000人規模まで拡大し、1事業者ごとでは実現しにくい事業展開にも取り組みたい考えです。
