迷走を続ける台風24号。
その影響は県内各地に広がっています。
鹿児島県奄美市のレストランでは、食材の仕入れができず、今後の営業を心配する声が聞かれました。
奄美市のレストラン、ピッコラフォレスタです。
地元の常連客でにぎわう店内ですが、台風24号の影響で奄美への船便が止まり、食材の仕入れが難しくなっているといいます。
レストランピッコラフォレスタ・常田直子さん
「『グランドメニュー』はあるので、それを出ししていくが、付け合わせがなくなっていくとメニューの内容を変えながら出すしかない。ものがなくなると、このあと閉めざるを得ない可能性が出てくる」
普段、食材を仕入れている近くの八百屋では、ブロッコリーやしめじなどの在庫が少なくなっていて、店では3日、あまり利用しないというスーパーで、かごいっぱいに食材を買い足していました。
常田直子さん
「しばらく船が入らなさそうで必要な分だけ(買いに来た)」
奄美地方に接近した台風は今シーズンで5つ目ですが、今回は特に台風が接近した状態が長く続くことから、店の営業への影響も大きいといいます。
常田直子さん
「営業する分でいうと今回が一番厳しい。来週のどこかで船が臨時便でも入れる状況があればつないでいけるが、長く止まってしまったら難しい」
一方、奄美大島ではいま、サトウキビの苗を植え付ける「夏植え」の時期です。
しかし、台風24号に伴う雨で、根が腐ったり成長が遅くなるなど、2027年の収穫に影響が出ることが懸念されています。
奄美市笠利町のこちらのサトウキビ畑では、8月中旬に苗の植え付けを終えたものの、畑の一部には水がたまっています。
サトウキビ農家・朝洋平さん
「水に苗が漬かってしまうと根腐れして、見て分かるとおり芽が出てきていない。これ以上雨が長引いてしまうと、水が上の方まで上がってしまう可能性があるのですごく心配」
