栄養価に優れたスーパーフードのひとつ「モリンガ」。腸内環境の改善やエイジングケアなどに効果があるとされる植物です。熱帯や亜熱帯で栽培されていますが、浜松市内で生産している農家を取材しました。
浜松市中央区大人見の畑で収穫していたのは「モリンガ」という植物。食物繊維はレタスの20倍、ポリフェノールは赤ワインの65倍、腸内環境の改善やエイジングケアなどへの効果が期待されています。
古来からインドやエジプトなどの国々で美容や健康などに利用されてきました。
斉藤力公 記者:
モリンガはこの葉っぱの部分を食べられるということで、早速食べてみたいと思います。苦味だったりえぐみはほとんどなくすっきりとした後味です
そんなモリンガを栽培から販売まで手がけているのは、浜松市出身の川合敏孝さん(44)です。
15年ほど前に沖縄で生活していた時にモリンガを知り、「地元で育てたい」と再び浜松へ。
モリンガ農家・川合敏孝さん:
実際にお通じがよくなるなど、自分で実感できる部分が多かったので、初めてそういう食材に“出会った”というのがインパクトが大きかった
熱帯や亜熱帯地域で広く栽培されているため、冬を越すことが課題でしたが、試行錯誤を重ね、いまでは年間700kgほど生産。当初は別の仕事との掛け持ちをしていましたが、現在は「モリンガ」の栽培や販売で生活をしています。
どんな料理にもなじむことがモリンガの魅力のひとつだと語る川合さん。地元の和菓子店とともにモリンガ入りの大福を制作するなど、知名度向上に努めています。
浜松で誰もが気軽にモリンガを食べられる環境を作っていきたいと話します。
モリンガ農家・川合敏孝さん:
「モリンガって何なの?」と興味を持ってくれる人を増やしたくて、飲食店など“食”を提供する人にもモリンガをもっと取り入れてもらって、一般のお客さんが食べやすい環境を作っていきたい
スーパーフード「モリンガ」が今後地域に根付いていくのか、その広がりに注目です。
