北陸中日新聞の記事を紹介する「記者の目」のコーナーです。今回紹介するのは先月30日の新聞に掲載された記事です。
10歳の女の子が両親の結婚式のウェディングプランナーを務めました。企画したのは少人数での挙式をメインに手がける企業、「レック」。結婚式の魅力を子どもたちに知ってもらおうと行われた取り組みです。
ここからは取材した北陸中日新聞の甲斐崎記者とお伝えします。
ーーユニークな取り組みですがこれにはどんな背景があるんでしょうか。
甲斐崎記者:
最近では式や披露宴を開かない「ナシ婚」を選ぶ人も増えているそうです。そんな中で子どもたちにウェディングプランナーの仕事や結婚式の魅力を知ってもらおうと企画されました。県内の小学生とその家族を対象に参加者を募集し、金沢市に住む三野さん夫婦が式を挙げることになったということです。
ーー式では実際にどのようなことが行われたんですか?
甲斐崎記者:
式ではウェディングプランナーを務めた娘の心福さんが式の進行を行ったり息子の生登さんがリングボーイとして結婚指輪を運んだりしました。
式の様子:
「お母さんはお父さんを大切にすることを誓いますか?」
「はい誓います」
「私が赤ちゃんの頃から今まで大変だったよね」
「いつも生意気言ってごめんね結婚式を見られてよかったです」
「私がプロデュースした結婚式はどうでしたか」
「喜んでくれましたか。最後に生んでくれてありがとう幸せです大好き」
素敵な雰囲気が伝わってきますね。はい、今回式を挙げた三野さんご夫婦は美容師をしていて子どもたちに人を幸せにするやりがいや楽しさを知ってほしいという思いもあったそうです。
三野貴弘さん:
「感動しました。子どもの成長も見られたのでそこが一番うれしかったですね」
式に向けて練習を続けていたという娘の心福さんも自分の仕事の出来は「80点」と満足げでした。企画した「レック」の担当者は「式の多様化の中で形は変われど結婚式の良さを子どもたちに知ってもらいたい」と話していました。
