遺跡から発掘された出土品を展示する施設、岩手県盛岡市の「盛岡市遺跡の学び館」で、年代や使う言語に合わせた解説を受けられる生成AIを活用した新たなサービスが導入されました。
盛岡市遺跡の学び館では、県立大学の蔡大維教授の研究グループと共同で開発した展示ガイドサービスを新たに導入しました。
このサービスは生成AIを活用していて、館内の資料のデータをもとに、様々な来館者に対応した音声や画像などを用意することができます。
井上智晶アナウンサー
「こちらの無人端末で自分にあったモードを選ぶと、携帯端末に年齢や言語に応じた情報が転送され、館内で解説を聞くことができます」
館内にはタグが設置されていて、それに携帯端末をかざすと、展示に対応した解説が始まります。
このガイドサービスは子どもや大人といった年代に合わせるだけでなく英語にも対応しています。
これを導入することで、施設の運営における人的な負担の軽減や、インバウンドの呼び込みにつながることが期待されています。
県立大学ソフトウェア情報学部・蔡大維教授
「新しいサービスを組み合わせると来館者の見学満足度の向上が期待できる」
蔡教授によると、来館者が自ら見学モードを選ぶ無人端末連動型のAI展示ガイドサービスは国内初だということで、対応する言語の拡大や、リピーター向けのサービスの提供も検討しているということです。
