秋雨前線が南下する中、明日以降に沖縄に最接近する予想となっている台風24号。
2日、大阪管区気象台は臨時の説明会を開き関西の大雨災害に注意を呼びかけました。
先月、石川や福井で発生したような災害級の大雨や線状降水帯をもたらす恐れもあるということです。
2日午後、大阪管区気象台が開いた臨時の説明会。
秋雨前線と台風24号による大雨への警戒を呼びかけました。
■気象台「線状降水帯の可能性も十分考えられる」
【大阪管区気象台気象防災部予報課・森本徹也主任予報官】「前線と台風による大雨の恐れがあります。短時間に激しい雨や非常に激しい雨が降る恐れもあります」
2日未明には前線の影響で青森で線状降水帯が発生し、沖縄の南の海上では1日に台風24号が発生しています。
【大阪管区気象台・森本主任予報官】「前線の活動がさらに活発になる予想になれば線状降水帯の可能性も十分考えられる。レベル4(大雨危険警報)の可能性は十分ある」
気象台は線状降水帯の発生やレベル4大雨危険警報の可能性も指摘。
雨が強くなるのは3日の昼前からとされていましたが、大阪ではすでに大気の状態が不安定になり、2日午後3時ごろに“ゲリラ豪雨”が発生しました。
■気象台の臨時説明会「危機感がかなり高くなって開かれたものではないか」
【片平敦気象予報士】
「気象台の大雨の呼びかけ、例えば警報だったりいろんな情報を出したりして呼びかけるんですが、例えば報道機関の皆さんに集まってもらって、皆さんに説明をしますっていうのは、そんなにいつもやるようなことではないんです。
やはり危機感がかなり高くなっていて、皆さんに国民の皆さんに周知するというそういう意味合いで開かれたものではないかなというふうに思います」
気象台の臨時説明会実施についてこう分析し、近畿地方でも豪雨災害の恐れがあると指摘します。
■接近し居座る台風が前線を活発化 警報級の大雨に警戒を
東北などにかかる形で秋雨前線があるなか、日本の南の過剰で発生した台風について、直撃しなくても警戒が必要と指摘します。
【片平敦気象予報士】「秋雨前線が、日本海を南下して、近畿に大分近づいてくる見通しです。先日の北陸の大雨もこの秋雨前線で起きた大雨なんですが、(台風との)位置関係だと、秋雨前線に向かってどんどんどん雨雲の材料の湿った空気を送り込んでしまうわけです。
秋雨前線が近くにいて、活動は活発化する。この良くない環境がずっと続いてしまうというそんな心配があるわけなんです」
前線がどこまで南下するか予測が難しいものの、5日にかけて大雨が続く恐れがあり、土砂災害のほか、車が浸水するような内水氾濫にも警戒が必要です。
【片平敦気象予報士】「高いところに移動すれば命は守られますから、情報を早く使っていただいて、少しでも高いところに早く移動する、これを心がけていただきたいです」
(関西テレビ放送「newsランナー」2026年9月2日放送)
