立憲民主党は28日、党の執行部による臨時の常任幹事会を開き、中道改革連合・公明党両党との「合流見送り」を正式に決定した。
その後、立憲の水岡代表は、党所属の全議員を対象とした懇談会で、この方針について説明した。
懇談会で水岡代表は、各都道府県連などへ実施したヒアリングの結果を踏まえて、「中道改革連合への組織的合流については、多くの意見が慎重、反対に集中していた」として、理解を求めた。
出席した議員によると、執行部は「現時点での合流は難しい」とした上で、今後の3党の連携について、「あらゆる可能性を排除しない」と説明したという。また、「来年の通常国会末をメドに政権交代可能な大きな塊を作れるよう検討を進める」といった発言もあったという。
中道・立憲・公明の3党は、28日午後、党首会談を行う。今回の立憲の方針決定を受けて、8月末を期限として進めてきた合流協議の結論は、合流見送りとなる見通しだ。
中道は、2月の衆院選を前に、立憲や公明に所属していた衆院議員らが1月に結成した。当初は、立憲と公明に残った参院議員や地方議員も中道に合流する想定だったが、衆院選での中道の惨敗を受け、立憲内で合流への慎重論、反対論が強くなっていた。
