福岡県議会の一連の問題の続報です。
自民党の県連に対し、同じ党の福岡市議らが役員の辞任などを求める要望書を提出しました。
27日朝、自民党の福岡県連を訪れたのは、福岡市内の自民党支部の代表者5人です。
市内7つの区の支部長の連名で、県連の松本国寛会長に対し、要望書を提出しました。
要望書では、金銭授受疑惑で名前が挙がっている県議会議員は役職を辞任し、国会議員を会長に置いた組織体制に刷新するよう求めています。
◆自民党 福岡市東区支部 川上晋平 支部長
「今、県議会議員だけが執行部になっていますので、両政令市の市議会議員とか国会議員をしっかり組織の中に入れて、党全体のガバナンスを発揮できるような組織にしていただきたい」
自民党の多くの都道府県連では国会議員が会長に就いていますが、福岡では蔵内元議長が県内政界で力を付けると共に、県議会議員が会長職に就くことが多くなっていました。
現在、その会長を務めているのが松本国寛県議。
金銭授受疑惑でも、蔵内元議長、中尾元副議長らと共に名前が挙がっています。
この疑惑について本人に直撃すると…。
◆自民党福岡県連 松本国寛 会長
「私は、そういった事実はありません。第三者委員会で議論されて調査されていくと思っています。逆に私は県連会長として県連で今何ができるのか、座して待つことなく改革に前向きに進んでいくことも私の今の務め」
27日に要望書を提出した川上支部長によりますと、それぞれの福岡市議の元にも金銭授受を疑う声や「税金を払いたくない」という苦情が寄せられているということで、県連には早急な対応が求められています。
厳しい状況なのは自民党だけではありません。
20人の議員を抱える県議会の第二会派・民主県政県議団も難しい状況に陥っています。
辞めた中尾副議長の後任を決める選挙では会派から候補を擁立できず、蔵内元議長に対する辞職勧告決議案の採決中止の動議では賛否が10人ずつに分かれてしまう結果に。
その採決後に取材を受けた原中会長は…。
◆民主県政県議団 原中誠志 会長(17日)
「私は蔵内議長を守るとか、蔵内議長に忖度するとか、蔵内議長が怖いから、ということではありません。それははっきり申し上げたい」
原中会長の会派運営に対して、所属議員から批判の声が強く上がる事態になっていました。
その議員らが27日午後、県議会で今後の対応について協議しました。
◆民主県政県議団 原田博史 議員
「(原中会長は)自身の進退であったり会派の運営状況を踏まえて自身で判断されるべき。私たちから『辞めてください』『続けてください』と一切申し上げるつもりはない」
