仙台市中心部の国道で道路が陥没しているのが見つかった問題。青葉区が調査を行った結果、40年ほど前に行った地下鉄南北線にかかわる工事が陥没の原因とみられることが分かりました。
現地調査は8月25日夜行われ、重機を使って現場の道路を掘り起こし、陥没の原因を調べました。
この問題は8月23日、青葉区五橋2丁目の国道286号で、道路に陥没が見つかったものです。
道路の下には縦2メートル、横6メートル、深さ1メートルほどの空洞ができていました。
青葉区が調査を行った結果、空洞の、さらに下で地盤を安定させるために使われる「山砂」と呼ばれる材料が沈下しているのが見つかったということです。
青葉区によりますと、山砂は40年ほど前に地下鉄南北線・五橋駅の歩行者用通路を新設する際の工事に使われたもので、今回の調査では周辺で地下水が漏れ出ているのが分かりました。
青葉区は漏れ出た地下水などによって固まっていたはずの山砂が崩れ、沈下した可能性があるとしていて、その結果、道路の下に空洞ができたと推測しています。
青葉区道路課道路管理係 小田桐彰一係長
「仙台市内有数の幹線道路ですから、それに耐えられる強度に戻すための本復旧を行います」
25日は山砂の代わりに石を埋めて復旧が行われ、車は安全に通行できるようになったということです。
青葉区では当面の間、経過を観察することにしています。
