26日、福岡市博多区で最高気温40.4度を観測。
国内では8月3日以来の酷暑日となりました。
猛暑の影響は、海のミルク「カキ」にも及んでいます。
養殖ガキ生産量日本一を誇る広島県では、水揚げが遅れる事態に。
2026年の初出荷は11月2日に決定。
例年より1カ月以上遅い水揚げの解禁となりました。
広島県産のカキを使った濃厚なカキフライなどが味わえる東京都内の瀬戸内料理居酒屋からは、次のような声が聞かれました。
雑草庵・松原直人店長:
広島のカキを目当てで来てくださる方が大半なので、去年みたいなことにならないでほしい。
2025年は猛暑などで瀬戸内海の養殖ガキが大量死し広島県産のカキが全く入荷できず、店では香川県産や岩手県産なども使っていますが、広島県産カキは特別だといいます。
雑草庵・松原直人店長:
(広島県産は)身もいいですし、加熱しても身が小さくならない。今年は無事であれというのが一番の思い。
一方、「イット!」が訪ねたのは東京・あきる野市の農園。
東京地球農園・久保田武男さん:
こんなんになっちゃったの。ほとんど1日ちょっとで。そうすると売り物にならないので廃棄しなきゃなんないんで。
通常の大きさのキュウリと比べると、長さも太さも2倍以上に巨大化。
7月に多くの雨が降った一方、8月に入り急に暑くなった影響でキュウリやナスが育ちすぎたというのです。
また、ひび割れたトマトや日焼けしたピーマンも。
3割ほどの野菜が廃棄になったといいます。
東京地球農園・久保田武男さん:
次の秋のキュウリ用に植える。全部に種をまいたんだけども発芽したのは2つだけ。種をまいても芽が出てこない。作物がグンと減るので野菜が高くなる。
25日に発表された野菜の平均小売価格は、キュウリが平年の約1.5倍、トマトは1.3倍ほどになっています。
また、高知県では一級河川・物部川で水温の上昇によるとみられるアユの大量死が問題に。
26日、現場を訪ねると川にはアユが浮いていて、周辺には異様な臭いが漂っていました。
物部川漁業協同組合・松浦秀俊組合長:
非常に危機的な状況です。推定で半分以下になってるのではないかと。
漁港はダムの渇水が続くことで、来シーズン以降、アユの数が激減するのではないかと危惧しています。
