もはや大都市圏だけの脅威ではありません。
島根県内でも、2025年に60人以上が検挙されている匿名・流動型犯罪グループ「トクリュウ」による被害を防ぐため島根県警が、8月26日、対策会議を開きました。
松江市の島根県警察本部で開かれた「トクリュウ」の対策会議には、本部のすべての部と各警察署の責任者など約80人が出席。
まず、高石将也本部長が訓示しました。
島根県警察本部・高石将也本部長:
グループの撲滅には匿名性に守られた中核的人物を検挙することが絶対に不可欠。
トクリュウは、その名前のとおり匿名性の高い通信手段等を活用しながら離れたり集まったりを繰り返して流動的に犯罪を行う犯罪組織です。
島根県警では、2025年1年間でトクリュウが関与したとみられる犯罪での検挙者は63人、罪名は8割が詐欺となっています。
大都市圏などで多発する強盗がらみの事件以上に特殊詐欺への関与が圧倒的に多いことが推測できます。
その特殊詐欺による被害額は島根県内全体で2026年はすでに9億5000万円を超えていて、2025年の同時期の1.6倍に増えています。
会議ではトクリュウの壊滅は特殊詐欺の撲滅につながるとして全力を挙げることを改めて確認しました。
