沖縄や奄美を直撃した台風18号。
各地に被害をもたらしながら、現在は東シナ海を西寄りに進んでいます。
この台風の影響で列島各地で気温が急上昇。
福岡県では、40度を超える酷暑日になっています。
26日も全国各地でゲリラ雷雨が発生。
福岡・新宮町では激しい横殴りの雨となり、子供用のプールが吹き飛ばされる様子をカメラが捉えていました。
一方、台風18号の影響も拡大しています。
午前10時半過ぎ、雨が横殴りに降りつけていたのは、沖縄県の最北端の島・伊平屋村です。
台風18号が通過後、吹き返しの風が強まり、雨が風にあおられてほぼ水平に降るような状態となっていました。
松金ホテル・津田隆幸代表:
まず吹き返しが始まって、1時間ほどするとかなり強い雨風が吹き荒れて、今回もトタンなどの飛来物が飛んでいたり、木々の散乱もかなりありましたね。
台風18号は1時間に15kmと非常にゆっくりとしたスピードで進んでいるため、影響が長く続いています。
台風18号が直撃した鹿児島・徳之島。
暴風域に入った25日午後7時ごろには、雨が暴風にあおられてアスファルト上を波打つように流れ、視界が白くぼやけるほど激しい雨と風に見舞われていました。
一夜明け26日朝、島の中を走行する車中から見えたのは、暴風による大きな被害です。
大きな木が道路になぎ倒されています。
道路では大きな木が倒れ、車線を塞ぐ倒木被害が起きていました。
土砂も崩れ落ちた場所もあり、雨や暴風の影響とみられます。
さらに、別の場所でも木が車線を覆うように倒れ込んでいました。
ドライバーは大きな水たまりができた道路を慎重に進みながら倒木を避けていました。
徳之島では25日、最大瞬間風速54.5メートルの暴風が吹き荒れました。
その影響で、島のあちらこちらで被害が相次ぎました。
建物では屋根の一部がめくり上がったとみられるほか、外壁の一部が吹き飛び、電線が切れたからか信号機が消えるなど生活や交通にも影響が出ました。
夏休みシーズン多くの観光客が訪れる沖縄・那覇市の国際通り。
この日は人出は少なく、沿道のヤシの木が大きく風になびいていました。
台風18号の吹き返しの風や雨は断続的に強まる状況でした。
那覇空港内には、足止めとなった観光客の姿がありました。
全日空では26日、那覇空港を発着する便などを中心に100便、日本航空でも63便の欠航が決まっていて、合わせて約2万5000人に影響が出る見通しとなっています。
この台風18号は、沖縄や鹿児島の離島に暴風や大雨など大きな影響を及ぼしました。
その一方で、台風による暖かく湿った風の影響で、気温の上昇やゲリラ雷雨を列島にもたらしています。
8月3日以来の酷暑日となった福岡市博多区。
午後1時29分に最高気温40.4度を観測しました。
最高気温が40度以上の酷暑日を福岡市で記録するのは初めてとなります。
久留米市ではアスファルトからの照り返しでかげろうが発生。
日傘などによる熱中症対策が欠かせない危険な暑さとなっていました。
熊本地震の被災地も連日、40度に迫る危険な暑さとなっています。
八代市では、猛烈な暑さの中、ファン付きの作業服などを着て復興作業にあたっていました。
1週間前に水が出るようになり営業を再開した美容院では、「もうお湯ジャンジャン使ってお風呂入りたい。今のところケチケチ使ってるから」といった声が聞かれました。
氷川町にある小学校の教室では、児童たちが夏休みの宿題に取りかかっていました。
児童は「終わってない宿題をまあまあ終わらせた。みんなの元気な姿が見られてよかった」と話しました。
一方、兵庫・神戸市では、この暑さの影響が意外なところにも及んでいました。
困っていたのは小学生たちの夏休みの宿題です。
神戸市に住む小学校2年生の長島賛君。
その夏休みの宿題が観察日記。
植物の観察日記がピンチになっていました。
賛君が選んだ植物は「ミニトマト」。
しかし、緑の葉っぱばかりで赤いミニトマトが描かれていません。
実際に育てているミニトマトを見せてもらうと、葉が枯れ、実がつかない状況になっていました。
そのため、観察日記に赤いトマトはなく、代わりに文字で「とまとだよ」と補足されていました。
猛暑の影響は家庭菜園で育てる野菜にも及んでいました。
長島さん親子は「葉っぱだけだったので、これで観察日記として成立しているのかな」「ええやろ 自分で書いたんやから」「これが真実やもんな」と話しました。
また、神戸市内の動物園で見られたのが、降雪機でできた雪山で遊ぶホッキョクグマです。
降雪機の稼働を1日あたり半日としていましたが、この暑さを受け、24時間のフル稼働に変更したということです。
一方、関東では残りわずかな夏休みを楽しむ人たちも。
神奈川・湯河原町の海水浴場では、25日は台風の影響で波が高く遊泳注意でしたが、26日は午前9時半以降から遊泳可能となりました。
夏休みの駆け込み需要もあって大勢の家族連れなどでにぎわいを見せていました。
一方で、心配されるのがゲリラ雷雨です。
関東を中心にこのあとの夕方の時間帯に雷雲の発生確率が高く、天気の急変による突風や道路の冠水などに注意が必要です。
3日連続で最高気温が35度以上の猛暑日となった東京都内。
夏休みも残りわずかとなる中で、江戸川区の公園には、じゃぶじゃぶ池で遊ぶ子供たちの姿がありました。
手元の温度計には36度と表示されています。
夏休みもあと1週間とあって、訪れた人は「1日から学校なのでギリギリで来ました、近場で」と話していました。
27日からは天気が下り坂となりますが、夏休み最終日の31日にはやっと晴れ間が出そうです。
午後2時過ぎの熊本・玉名市は、天気が急変し大粒の激しい雨が降り出しました。
雨が降っている場所と晴れている場所がくっきりと分かれていました。
小国町でも、雷の音が鳴り響き、激しい雨が降り注いでいました。
台風18号による湿った暖かい空気が流れ込み、各地でゲリラ雷雨が発生しています。
最高気温が40度を超えた福岡県内でも横殴りの雨が。
26日は午後になり、各地で1時間に50mmの雨をもたらす赤い雨雲が発生。
関東から南では、台風18号の影響が強く、東北から北海道にかけては秋雨前線の影響で大気の状態が非常に不安定となっていました。
宮城・大崎市でも午後2時半過ぎに天気が急変。
撮影した人によると、雷の音が鳴り、バケツをひっくり返したような雨が降り出してきたということです。
一方で、27日は全国の広い範囲で警報級の大雨に警戒が必要となりそうです。
秋雨前線が北陸から東北南部付近に停滞する影響で、大気の状態が非常に不安定となります。
関東では、朝の通勤時間から局地的な激しい雨や雷雨の可能性があります。
道路の冠水、川の急な増水、落雷、突風などに注意が必要です。
