デザインや機能が多様化する「学生服」、そうしたニーズにきめ細かく応えます。
岡山に本社を置く学生服メーカーの新しい工場が、鳥取県米子市に完成しました。
新工場を開設したのは、岡山市に本社を置く「菅公学生服」です。
8月25日に竣工式が行われ、会社の関係者と鳥取県の平井知事などがテープカットをして、完成を祝いました。
山陰道にも近い米子市車尾南に完成した新・米子工場は敷地面積が約1万平米、約23億円をかけて整備されました。
従業員170人が配置され、縫製などの作業を担います。
杉谷紡生記者:
今回の新工場設立の背景にあるのは時代の変化に伴う制服の需要の変化です。
多様性や個性を尊重する考えが広がり、学校の制服もデザインや機能のニーズが多様化しています。
なかでも性別に関係なく着ることができる「ジェンダーレス」制服の需要が高まり、この会社でも「ブレザー」タイプの受注が10年前の約2倍に増えているということです。
こうした需要にきめ細かく応えるため、新工場にはブレザー専用のラインを設置。
製品管理用のタブレット端末や自動運搬ロボットなどデジタル技術を積極的に導入し、多種多様なオリジナル制服の受注に柔軟で効率的に対応する体制を整えました。
菅公学生服・尾崎茂社長:
(時代の変化で)どれがどれだけ売れるかわからないみたいなことになるので敵注生産など課題はあるが、無駄のないモノづくりをやっていきたい。今までのアパレルの常識、縫製工場の常識を覆すような新しい取り組みはどんどんやっていきたい。
新工場は8月から順次操業をはじめ、2027年8月から本格的に稼働する予定です。
