純白のドレス姿の花嫁、実は高校生。
米子市の高校の授業の一環で開かれた「模擬結婚式」です。
披露宴やパーティーを開かないカップルが増えるなか、高校生が理想の結婚式を企画しました。
ウエディングドレスに身を包んだ高校生。
式場のスタッフから歩き方を教わります。
8月24日に鳥取県大山町の結婚式場で開かれた「模擬結婚式」。
参加したのは米子高校の3年生20人。
「探究学習」の一環で、「理想」の結婚式を企画しました。
新婦役・山下明純さん:
模擬結婚式を通して結婚したいなと思ってくれる人が将来的に増えたら良いなと思って、この模擬結婚式を開くことにしました。
生徒たちは新郎、新婦、参列者、そして運営スタッフとして参加。
大山町の結婚式場が全面協力し、本番さながらの式場が用意されました。
新婦役・山下明純さん:
コロナ禍をへて、予算ということもあるし、写真だけでも良いかなって思う人が増えたから、最近は結婚率が低くなったことが分かりました、
民間のウエディング関連企業の調査などによると、2024年、結婚したカップルの数は約48万5000組。
その5年前に比べ、約2割、減少しました。
また披露宴やパーティーを実施した割合は約30ポイント減少し、約40%に。
その背景には、若者の結婚に対する価値観の変化や経済的な負担の大きさなどがあるとみられます。
こうした現状について生徒たちが考えたのが…。
司会担当・宮下琴葉さん:
結婚式を見る機会が無くてイメージが涌かないから、結果として結婚式をあげようという気持ちにならないのではないかということを仮定いたしました。若い世代の方に結婚式を体験していただいて、今後、私たちも結婚式をあげたいという気持ちになったら良いなと思って、今回の模擬結婚式を企画しました。
生徒たちが考えたのは人前式、神仏に誓うのではなく、参列者が結婚の証人になるスタイルです。
指輪の交換は、あらかじめ参列者全員にリングボックスを配り、指輪入りのボックスを引き当てた人がリングボーイ、リングガールになり、指輪を届けます。
参加した人全員が楽しめる演出を提案、式は滞りなく進みました。
列席者役の生徒:
なんかすてきだな、友人が結婚されているところ見るのをこれからあると思う。こんな早くから見れるのが
感動しました。
新郎役・石原颯馬さん:
あげない理由が分からないくらいあげる側も嬉しいし、楽しいし、来ていただく方も感動していただけるし、
増えて行ってほしいなと思います。
新婦役・山下明純さん:
幸せな一日で人の温かみを感じられるそんな最高な日になりました。すごい温かみを感じられたり意味があると思うので、是非一度あげてほしいなと思っています。
人生の一大イベント「結婚式」。
時代は変わっても、人の気持ちを温かくする大きな節目であることが生徒たちの心に刻まれたようです。
