日本に古来から伝わる想像上の生き物「妖怪」をテーマにした作品を展示する企画展が井原市で開かれています。
首をなが-く伸ばしたろくろ首や大きく手を広げた天狗など様々な妖怪が並びます。
井原市の平櫛田中美術館で開催されている企画展では、倉敷芸術科学大学の准教授で妖怪彫刻家の武本大志さんの作品約20点が展示されています。
武本さんは、粘土で原型を作ったあと漆と砥の粉を合わせたものを貼り込んで成形する伝統的な「乾漆」の技法で、想像上の生き物である「妖怪」を立体化しました。会場は写真撮影が可能で、多くの作品は手で触ることもできます。
恐ろしさや不気味さだけでなくどこか愛らしくユーモラスな妖怪たちが訪れる人を楽しませてくれます。
(平櫛田中美術館 青木寛明学芸員)
「やさしく触れてもらうと作者の手わざ、手で作っていったという感触を楽しむことができる。武本さんはこれらの作品を見て、妖怪を見るだけでなく、妖怪に出会ってほしいと希望されている」
この企画展は9月末まで開かれています。
