警察庁は深刻化するサイバー犯罪の現状や今後、警察が取り組む「能動的サイバー防御」などの対策についてまとめた警察白書を公表しました。
白書では匿名性を悪用したサイバー犯罪の脅威やこれに対する警察の取り組みを特集しています。
去年は証券口座の不正取引や企業を狙ったランサムウェア攻撃などが相次ぎ、サイバー犯罪の検挙数は1万5108件と過去最多となりました。
設置から5年目を迎えたサイバー特別捜査本部では海外の捜査機関と連携した国際捜査を進めているほか、犯罪に悪用された暗号資産の追跡によって組織的な事件の上位者の特定にも、成果をあげているということです。
また、企業へのランサムウェア攻撃で暗号化されたデータを復号するための復元ツールを独自に開発するなど被害の軽減に向けた対策も進めています。
さらに、10月に開始される「能動的サイバー防御」では警察が攻撃元のサーバーにアクセスして無害化措置を行い、サイバー攻撃の重大な被害を未然に防ぐとしています。
