夏休みも残りあとわずかとなる中、埼玉県にある「ふかや花園プレミアム・アウトレット」で現在開催されているのが、夏物や生活雑貨などが最大80%オフになるお得なバーゲンです。
夢中になって買い物する人々がいる一方で、気がかりなのはそれぞれの懐事情に直結する物価高。
家庭で消費するものやサービスの価格の変動を見る7月の消費者物価指数は、生鮮食品を除く指数が1年前に比べ1.8%上昇。
上げ幅は2カ月連続で拡大しています。
今回、取材したアウトレットバーゲンの盛況ぶりには、そうした物価高を背景とした“節約志向”が表れていました。
40代:
(シューズが)60%オフからの40%オフでした。安かったです!
今回のバーゲンにはオープンしたばかりのアウトドア系ブランド、ザ・ノースフェイスが初参戦。
そして、同じくアウトドアブランドのミレーでは、着用には問題ない細かなほつれなどがある“B級品”のアウタージャケットが80%オフで販売されています。
ミレーの店舗スタッフ:
サンプル品は60~70%になっているので、お得な商品にめぐりあってほしいと思う。
一方、お得を求める買い物客は東京・新宿にある京王百貨店で開催中の「大北海道展」にも数多く駆けつけていました。
目についたのはイクラやウニ、さらにカニの脚が3本のった「北海道贅沢盛り弁当」(1折2500円)。
加えて、オープンからわずか30分で完売となるほど人気なのが、平日限定の1080円弁当です。
買い物客からは「コスパがよくて1080円でカニが入っている。小さな幸せが楽しみ」「(1080円の弁当を)4つ買いに来た。(なんでも)すごく値上がりしているので、1080円で買えるのはすごく安い」といった喜びの声が聞かれました。
一方で、店側から聞かれたのは嘆きの声です。
浜形水産・小峰店長:
厳しいが…頑張っている。(Q. 一番値上げしてるのは?)いくら。
弁当に使われる北海道産のいくらは、サケの記録的な不漁で価格が高騰。
この店の仕入れ値は1kg当たり約8000円で、2025年に比べ2倍ほどに跳ね上がったといいます。
大人気の1080円弁当には、価格を何とか維持して北海道の味を届けたいという店側の思いが詰まっていました。
京王百貨店催事担当・横山和正課長:
海鮮弁当も値段が上がっているので、お買い求めいただきやすい価格の1080円という弁当を作った。(北海道の)味を知っていただく機会を増やしたいという思いが強いので、1080円という価格は(出店業者の)皆さんの頑張りがあってのこと。
