スマートフォンなどに使われ、いまや私たちの生活に必要不可欠となっている半導体。
この半導体を製造するための材料を作る大分市の工場に新しい棟が完成し21日開所式が行われました。
完成したのは大分市下郡にある富士フイルムの大分工場の新棟です。21日は佐藤知事のほか関係者などおよそ60人が出席して開所式が行われました。
◆TOS甲斐菜々子記者
「この工場で作られるのは半導体の材料を洗浄するこちらの液体です。工場内にはこの洗浄液を作るためのタンクが並んでいて自動化された設備で作られます」
大分工場で作られているのは「ポストCMPクリーナー」と呼ばれる洗浄液。
半導体の基板を研磨した後、表面に残った金属の細かい粒子などを除去するために使われます。
◆富士フイルム岩崎哲也 専務執行役員
「AI用の半導体の市場の伸びに伴ってますます需要増が見込まれている。従来の大分工場の生産能力を3倍に拡大する投資を行った」
新棟の稼働により生産能力が3倍に増えたほか製造設備の自動化も進め安定的に品質の高い製品を供給できるようになったということです。
◆富士フイルム岩崎哲也 専務執行役員
「今回の大分工場の生産能力の拡大によって大分から世界の半導体メーカーを支えていく先端の半導体の生産に大きく寄与していきたい」
新棟は8月から稼働していて製造された洗浄液は国の内外へ出荷されるということです。
