8月も終わりが近づいてきたが、まだまだ各地で続く厳しい暑さ。
日傘や日焼け止めなどで肌の紫外線対策をしている人は多いが、実は『目の日焼け』についても注意が必要なのをご存じだろうか。
UVーBという紫外線は目にとって危険で白内障などのリスクが高まる可能性があるという。対策に効果的なのがサングラス。レンズは濃いものと薄いものがあるが紫外線対策としておすすめなのは薄いレンズという。
医師やメガネ販売店などを取材した。
紫外線の中でも「UV-B」に注意 浴び続けると…
厳しい暑さが続く大分県内。
街中では日傘だけでなくサングラスをかけて歩く人も多く見られる。
紫外線対策は肌だけではなく、目も守るためにも重要。
目が日焼けするとどんな危険性があるのか。大分市の「たなか眼科」の田中拓司院長によると、「服で隠れる皮膚に比べて、目は朝から夕方まで1年を通して紫外線を浴びている。紫外線のうちUV-Bは目に対して危険で、様々な病気の原因になる」という。
さらに田中院長は「紫外線を浴び続けることによって、白内障になるリスクが5.9倍高くなったという報告もある」と話し、紫外線の中でもUV-Bが目にとって危険で、角膜などで吸収されやすいため白内障や結膜炎などのリスクが高まるとのこと。

「視認性がよくなって運転がしやすくなった」消防隊員もサングラス着用
紫外線から目を守るためのアイテムがサングラス。県内の消防や警察でも導入が進んでいる。国東市消防本部では4月から消防車を運転する時や救助工作車を操作する時などにサングラスの着用を認めた。
国東市消防本部消防司令の秦勝憲中隊長は「近ごろ、紫外線が人体に及ぼす 影響について注目されてきた中で、職員からも要望があり、導入することにした。(職員から)運転時にまぶしさが軽減して視認性がよくなって、運転がしやすくなったという声を聞いている」と話している。

サングラスは“薄めのカラー”がおすすめ
大分市のヤノメガネ中央店ではサングラスを購入する客は夏はほかの時期よりも1.5倍程度に増えるという。最近は登下校の時にサングラスをかける子供もいて店には子供用の商品も並んでいる。サングラスを選ぶ時のポイントを聞いた。
ヤノメガネ中央店 室俊彦店長は「最近は濃い目のカラーよりも、 薄めのカラーを選ぶ人が多くなっている。濃い色になると、瞳孔が開いて目とサングラスの隙間から紫外線が入ってくる。それで紫外線を吸収してしまうとも言われているので、なるべく薄めの色で選ぶと紫外線の対策効果が一層上がるのでは」と話す。
また、紫外線をカットするコンタクトレンズも販売されていて、サングラスをかけられない場面も多いと思うので使ってみるといいかもしれない。

高校球児もサングラス可能に
夏の甲子園、高校野球でもサングラスを着用する選手が目立つようになってきた。
日本高野連によると試合での着用は、これまで病気などの理由であれば認められていたが、2025年の春のセンバツからは申し出ればどの選手も着用出来るようになった。
県警も2024年から警察官の健康対策としてサングラスの着用を認めていてパトカーや白バイなどを運転する時などに使っているという。
大きなリスクを抱えることになるかもしれない、目の日焼け。
日傘や日焼け止めなど通常の日焼け対策も組み合わせてしっかり目を守っていくことが重要だ。


