震度6強を観測した八代市、市民に親しみ深い本町アーケードでも建物の倒壊など被害が出ています。このアーケードで営業する中華料理店が地元の人達を元気づけようと炊き出しを行いました。

【中華料理太楼 武部小太郎オーナー】
「この時間だけはお祭り気分で、いっぱいあるのでいっぱい食べてください」

8月12日、八代市の本町アーケードには長い列が出来ていました。行列の先にあるのはアーケードの中にある中華料理店『太楼』の人気メニュー。

『太楼』は地震の後、食材が手に入らず営業は再開できていません。それでも被災した人たちに元気を出してもらおうと店のオーナーが熊本市内で購入した食材や県内外から届けられた材料などを使った料理を振る舞いました。

【中華料理太楼・武部小太郎オーナー】
「うれしいですね。復興に向かうだけなので、このご飯を食べて勢いづいて頑張ってもらえたら」

この時期には毎週、夜市が開かれるなど多くの八代市民にとって親しみ深いこのアーケード。地震発生直後は1階部分が大きくゆがみ、倒れそうになっている建物。店の看板が落ち、原型が分からなくなっている建物。隣の建物にもたれかかるように倒れた寺など、大きな被害が見られました。

創業65年ほどというこちらの店では店頭に並べていた商品の食器が割れてしまいました。

【泉屋 那須一代表】
「段ボール10箱分ぐらい。やっと床を整理したから陳列棚を整理しないといけない」

アーケードの周辺でも…

こちらは八代市の指定有形文化財「本成寺」です。

【本成寺 赤城義元副住職】
「加藤清正公を祀っていた清正公堂があった。門も清正公堂も全て壊れてしまった」

400年以上の歴史がありますが、再建のめどは立っていません。

【本成寺 赤城義元副住職】
「(今後は)全くの白紙状態。全くどうしていいかわからない」

見慣れた景色が一変し、多くの人がショックを受けているものの、関係者は前向きに動き出そうとしています。

【本町二丁目商店街振興組合 高岡薫郎理事長】
「解体しないといけない建物が何十軒ある分からない。土曜夜市、八代くま川まつりも中止になって寂しいという声も聴く。来年は復活させたい」

テレビ熊本
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