20日は大気の状態が不安定になっていて、列島各地でゲリラ雷雨が発生しています。

一方、台風18号は発達しながら列島に接近する恐れがあり、今後の進路に注意が必要です。

午後1時半ごろの北海道・札幌市では、ゲリラ雷雨が直撃し交差点が冠水。
走行する車は大きな水しぶきを上げていました。

千歳市でも大粒の雨が車のフロントガラスを激しく打ち付け、跳ね返る雨粒で視界もかすむほどの強い雨となりました。

北日本を前線が通過している影響で、20日は大気の状態が不安定となっています。

北は北海道から、南は沖縄までゲリラ雷雨が各地で相次いで発生しています。

正午過ぎの岩手・盛岡市では天気が急変し、びしょぬれになりながら車へ向かう人の姿などが見られました。

動物園ではサルたちも激しい雨にじっと耐えしのぐ様子も。

午後にかけ、東北地方では1時間に50mm以上の雨をもたらす雨雲が次々と発生しました。

午後1時ごろの仙台市内で見られたのが、雷が落ちる瞬間です。
住宅の屋根を横殴りの雨が打ち付ける様子も。

正午ごろの青森市では激しい雨の影響で、雨どいから滝のように雨水が流れ落ちていました。

住宅街でも、雨がアスファルトを激しくたたきつける様子も。
空を見ると晴れ間が見える場所もあり、局地的な雨が降っていたことが分かります。

午前中には秋田県内でゲリラ雷雨が発生。
大仙市では、急激に降った雨で大きな水たまりができていました。

ゲリラ雷雨は夏休みの避暑地として人気の栃木・日光市でも発生。
正午ごろ、山間部に雲が集まってくると、30分後には空模様が急変しました。

前が白く見えないほど激しい雨が降り、ワイパーを全開にしてやっと視界が確保できるほどの激しさです。

交差点では水しぶきを上げ走行する車の様子が見られました。

観光名所の日光東照宮付近では、ゲリラ雷雨が直撃する中、傘をさしながら観光する人の姿が見られました。

観光客:
まさかのお天気で…着いたら大雨で。でも涼しくてよかったです。

20日、北海道・札幌市を直撃したゲリラ雷雨。
関東でも午後になり天気が急変するなど雨が相次いで降っていますが、一方で、今、深刻な渇水被害が続いています。

山梨県の河口湖です。
20日午後1時の水位はマイナス3m30cmと水位が低下し、渇水が続いています。

渇水が起きる前は、六角堂の階段付近まで水位があったといいます。

さらに、空から湖の様子を見ると、草木が広い範囲で広がっていました。

河口湖では19日までの8月で観測した雨は48.5mmと、平年の半分以下の雨となっています。

しばらく、まとまった雨の予想はない見込みです。

一方、19日に発生した台風18号の雲が大きくまとまりつつあります。

最新の進路予想では、非常に強い勢力で23日の日曜日に小笠原近海を進み、来週半ばに沖縄地方に接近する恐れがあります。

世界各国の気象機関が計算した進路の数値を想定した結果では、進路がくの字に曲がり列島に接近する可能性が指摘されています。

スーパーコンピューターによる雨の予想の1つでは、くの字に進路を変え本州に接近する可能性があります。

21日は全国的に雷雲の発生確率が高く、特に関東ではゲリラ雷雨が発生しそうです。

短時間で降る激しい雨による道路の冠水など、最新の情報に注意が必要です。