群馬県立高校の男性教師が、教え子の水筒に尿を混入したとして、懲戒免職処分となった。
群馬県教育委員会によると、20代の男性教師は5月28日、自らが勤務する高校の校舎内で、勤務時間中に、人目のない場所で、自身が授業を担当している教え子の生徒の水筒に尿を混入したという。
生徒は水筒を自宅に持ち帰って開けたところ、違和感があったということで、保護者に相談。保護者が「水筒の中に尿らしいものが入っていた」と学校に連絡したことで、学校は事態を把握したという。
その後、警察も捜査に乗り出したが、すぐに混入した人物が特定できず、強い精神的苦痛を受けた被害生徒は、登校できない日もあったとしている。
男性教師は混入から1カ月近く経過した6月24日に、学校の管理職に「自分がやった」と名乗り出たという。男性教師は名乗り出た理由について、他の先生方が被害生徒に誠実に向き合う姿や、管理職が自分を信頼していることに触れ、「罪悪感にさいなまれて、自ら申し出た」と説明しているという。
また、「被害生徒に対して特別な感情はなく、故意に当該生徒を狙ったものではない」「動機は、明確な理由がなく、突発的にやってしまった。魔が差した」などと話し、被害生徒に対しては、「多大な精神的苦痛と不安を与えてしまい大変申し訳ない」と謝罪したとしている。
教育委員会によると、男性教師は器物損壊の罪で書類送検され、被害生徒側とは示談が成立しているということだが、19日付で懲戒免職処分にした。
また教育委員会は、県立沼田高校の25歳の男性教師についても、横浜市内で女子高校生のスカートの中を盗撮して現行犯逮捕され、罰金刑となったとして、懲戒免職処分にしたと発表した。
教育委員会は、「高い倫理観と強い使命感をもって児童生徒の人権を尊重し、その成長を支えるべき立場の教職員がこのような行為を行ったことは極めて遺憾であります。今回の行為は、生徒の心を将来にわたって深く傷つけるものであり、その責任は重大であると考えております」とコメントし、謝罪した。
