フラワー長井線を運行する山形鉄道で、人気ゲーム「桃太郎電鉄」とコラボした「桃鉄印」が販売されている。これは全国の地方鉄道に広がりをみせていて、鉄道やゲームの愛好家たちが“コンプリート”を目指し、数多く訪れている。
山形鉄道の「桃鉄印」。
田植え前の水田に列車が映る写真の下には、ゲームにも登場する米沢藩主・上杉鷹山のイラストと、彼の「為せば成る」の名言が記されている。
その桃鉄印を集める「桃鉄印帳」には、桃太郎や貧乏神など、ゲームでおなじみのキャラクターたちの姿も。
「桃太郎電鉄」は、38年前(1988年)の発売以来、累計2000万本を超える大人気ゲーム。
「桃鉄印」は、寺や神社を巡って集める「御朱印」にあやかって、鉄道会社が発行している「鉄印」の“桃鉄コラボレーション版”。
山形鉄道など第三セクター鉄道等協議会に加盟する全国41社が参加していて、販売が始まった2026年6月以降、山形鉄道にも大きな恩恵をもたらしている。
(山形鉄道・清野涼子さん)
「鉄印は鉄道好きな人が集めてくれることが多い。桃鉄印は、それにプラスしてゲーム好きな人・今までとは違う人が集めてくれる。いろんなジャンルの人がここを訪れるようになった。これを機会に各社・いろいろな所を旅しながら集めてもらえれば」
「桃鉄印」は、長井駅の窓口で「桃鉄印帳」と当日の乗車券を提示すると、記帳料300円で手に入れることができる。
昭和から令和まで愛され続ける「桃鉄」。
厳しい状況が続く各地のローカル鉄道にも、大きな“ご利益”をもたらしてくれるかもしれない。
