北アルプス北穂高岳で男性が滑落して、長野県警のヘリコプターが救助しましたが、搬送先の病院で死亡が確認されました。身元は韓国籍の75歳の男性と判明しました。
警察によりますと、18日、男性は家族4人で北穂高岳から涸沢方面に下山中、標高約2940メートルの南稜付近で約20メートル滑落したということです。
家族のうちの誰かが、通りかかった登山者に「家族が滑落した。通報してほしい」旨のことを伝え、午前7時前、その登山者から110番通報がありました。
救助要請を受け、長野県山岳遭難防止常駐隊が出動し、午前9時20分ごろ、県警ヘリで男性を救助し、松本市内の病院に搬送しましたが、死亡が確認されました。
その後の調べで、身元は韓国籍の会社員の75歳の男性と判明しました。
男性を含め家族は韓国から訪れ、登山をしていたということです。
北穂高岳と涸沢を結ぶ南稜は一般ルートですが、急な岩場で長い鎖場もあり、たびたび滑落事故が起きています。下りに使う場合は特に注意が必要で、警察では「上級者向きのルート」と話しています。
